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今年のキーパーソン

小沢一郎氏の今年の新年会には10名ほどの国会議員が参加したようである。

野党連合のキーパーソンとしてしばしば名前が上るが、現職の国会議員が10名くらい集まった程度では何の役にも立たない。
さすがの小沢さんも時流には逆らえないということだろう。

政治家として終わっているわけではないが、小沢さんの出番がこれから廻ってくるとはちょっと考えられない。
無所属の会の岡田氏や野田氏、さらには江田憲司氏にもさしたる出番がないはずである。

去年は小池さんというキーパーソンがいたが、さすがに今年は小池さんの出番はない。

キーパーソンらしい政治家が一人もいない、珍しい一年に今年はなりそうである。
別に不毛な一年になりそうだ、というのではなく、今年は特定の政治家の動きが永田町を大きく左右するような年にはなりそうもないな、という程度の話である。

しかし、この人の動きは注目しておいた方がいいだろう、という政治家はいる。

河野太郎外務大臣である。

2018年の外交は、困難を極めるはずである。
北朝鮮の核恫喝は益々エスカレートする一方である。
アメリカのトランプ大統領も核恫喝派の一人だから、北朝鮮とアメリカの間の緊張関係はエスカレートする一方。

何が起きるか分からない、というのが正直なところだが、外交・防衛の嘗を握っておられる方々のご苦労は如何ばかりかと同情している。
緩んではいけないし、厳し過ぎてもいけない。
どんな恫喝も軽く受け流して、決して過剰反応されないことだ。

理性的な説得がおよそ功を奏しないだろうと懸念される北朝鮮をどうやって交渉のテーブルに着かせることが出来るか、その嘗に当たられる外交・防衛の責任者の方々の胆力と知恵が試される。

野党にはこういう難しい状況で事態を収束に向かわせるような力がある人は一人もいそうにないから、結局は河野外相、小野寺防相、菅官房長官らで事態の解決を図ってもらうしかない。

河野外相の手腕が存分に発揮されて北朝鮮事態が収束に向かえば、河野外相を次期総理に、という声が澎湃として湧き起こるはずである。

そうなったら、安倍自民党総裁の3選は難しくなる。

政局を動かすキーパーソンではないが、今年最も注目すべき政治家は河野太郎外務大臣だろう、というのが私の見立てである。

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