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アップル、旧機種iPhoneの減速を謝罪

米アップル社は28日、旧機種のiPhoneの一部を意図的に減速していると認め、謝罪した。電池交換の費用を引き上げ、電池の充電状況をモニターするためのソフトウェアを2018年に発表する方針という。

アップル社は、古い電池を使う旧機種の動作速度を意図的に遅くしていると認めたが、これはiPhoneの製品寿命を長くするためだと説明した。また、iPhone6以降の機種について、保証期間の切れたバッテリーの交換費用をこれまでの79ドルから29ドルに引き下げると明らかにした。

iPhoneの動作速度についてはこれまでも一部の利用者が、新機種へのアップグレードを促すために、アップル社がわざと旧機種を遅くしているのではないかと指摘していた。

アップル社は今回の発表で、「利用者の懸念と長年の愛用に応え、アップルの意図を疑ったかもしれない全ての人の信頼を回復する」ために取り組む方針を示した。

「アップルでは、利用者の信頼が私たちにとって全てです。信頼獲得と維持のための努力を決してやめません。大好きな仕事ができるのはひとえに、皆様の信頼と支援のおかげです。それを決して忘れませんし、当たり前のものだとたかをくくったりしません」

旧機種iPhoneの減速については、すでに米国でアップル社に対して8件の訴訟が提訴されている。イスラエルやフランスでも、訴えを起こされている。

アップルは今月20日にすでに、経年劣化したリチウムイオンバッテリーを載せたiPhoneについて、ピーク電力使用量をわざと減らし、動作を平均して安定させるための機能を導入していることを認めている。

アップルはバッテリー寿命を分かりやすくするためソフトウェアを更新する方針という (Getty Images)

「リチウムイオンバッテリーは、寒さの中で、あるいは充電不足だったり、経年劣化している場合、ピーク電力需要に対応しきれなくなる。その場合、電子部品の保護のために予期しない形で電源が切れることがある。これを回避するため昨年、瞬間的なピーク需要を必要時に限り平準化する機能を、iPhone6、iPhone6s、iPhone SEに搭載した」とアップルは先週、明らかにしていた。

アップル社についてはさらに28日、同社がティム・クック最高経営責任者に「安全対策と効率」のため、商用か私用かを問わず、飛行機に乗る際には自家用機に限るよう通告していたことが明らかになった。

米規制当局への同社の報告によると、2017年のクック氏の交通費は総額9万3109ドル(約1052万円)で、警備費用は22万4216ドル(約2534万円)に上ったという。

(英語記事 Apple apologises for slowing older iPhones down

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