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エルサレム問題(アラブ連盟外相会議)

トランプのエルサレムに関する宣言を受けての、アラブ連盟外相会議は9日カイロで行われ、会議後の最終声明にて、トランプ宣言に対する地域内及び国際的対応に関する2つの決議を採択することになっている模様ですが、今のところ採択されたという報道はありません。

但し、事前に予測されていた通り、アラブ連盟は「口先の抗議」をする以上の実行的な措置は取らない、というか取れない模様です。

アラビア語メディアは、いずれもアラブ外交筋が、この最終声明に「いかなる国家でもエルサレムに大使館を移転する国との全ての関係は断絶する」との1980年のアラブ首脳会議の決定を実施に移すようにとの勧告は入らないだろうと語ったと報じています
(先日お伝えしたサウディ、バハレン、エジプト等の本心が事実か否かは不明ですが、少なくとも彼らがそのような勧告に賛成することはないだろうと思います)

更にトランプ宣言に対抗するものとして、パレスチナ国家承認国に、改めて「エルサレムを首都とするパレスチナ」を承認するように働きかける、という項目が入りそうです。

このような項目が入ると、一応目先ではアラブ諸国としても何かしているように見えまた現実に、世界中のアラブ外交官は忙しくなるだろうと思いますが、ある意味では、実質意味のない宣伝のためだけの骨折り仕事でしょうね。

それよりも、注目されたのは、相変わらずのアラブ間の喧嘩で(カタール問題)、al jazeera net は、カタール外相の演説(サウディの次の由)が始まると、多くの放送局が中継を中止し、彼の演説の最後の文言で、再開されたと報じています。

http://www.alquds.co.uk/?p=841721

http://www.aljazeera.net/news/arabic/2017/12/9/الوزاري-العربي-يبحث-الرد-على-قرار-ترمب-بشأن-القدس

予測通り、アラブ諸国が何もしない(できない)ことはますます明らかになりつつありますが、問題は今後パレスチナ現地の状況がどう推移するのか、IS等が動くのか、他のアラブ諸国での抗議運動があらに騒擾にまで発展するかという所ではないでしょうか。

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