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今度はロシアのラブロフ外相に座布団一枚!だ

 私は11月25日のメルマガ第916号で書いた。

 小野寺防衛相の見事な切り返しに「座布団一枚!」と。

 すなわちロシアのショイグ国防相が、日本が米国から地上配備型迎撃システムを導入しようとするのを見て、「深い懸念」を表明した事に対し、
小野寺防衛相は「北朝鮮の脅威がなくなれば、日本は装備を保有する必要はない」と切り返した。

 これは見事な反論だと。

 つまり、これは、「何をふざけたことを言っているんだ。ロシアが制裁破りをして北朝鮮を助けているから北朝鮮が増長しているのだ」と逆襲したわ
けだ。

 いうまでもなく外交はパワーゲームである。

 その決め手は言葉の応酬である。

 軍事力ではなく、相手がぐうの音も出ないように言葉の力で負かすのが外交だ。

 その意味で、この小野寺防衛相の反論は見事だった。


 今度はロシアのラブロフ外相の番だ。

 きょう12月8日の毎日新聞が教えてくれた。

 やはり日本の地上配備型迎撃ミサイル導入に関するやり取りだ。

 ラブロフ外相が11月24日にモスクワを訪問した河野外相と外相会談をした時の事だという。

 その会談で、河野外相は、「これは北朝鮮の脅威に対処するためでに日本が購入し、日本が運用する、日本のミサイルシステムである。だから、ロシアにとって脅威にならない」と説明したらしい。

 これに対し、ラブロフ外相はその会談でこう反論し、議論はかみ合わなかったという。

 「我々は米国人(の性格)をよく知っている。彼らがMD(ミサイル迎撃)の運用を他国に任せる事は絶対にない」

 これは見事な反論だ。

 そして正しい。

 議論はかみ合わなかったはずだ。

 河野外相は返す言葉がなかったに違いない。

 今度はラブロフ外相に座布団一枚!だ(了)

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