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中国でコーヒー文化広がる、スタバの追い風に 競合も市場参入

[上海/ロサンゼルス 5日 ロイター] - 上海の中心街に小さなカフェがある。ここにはカウンターの上にコーヒー豆が入ったガラス瓶が並ぶ。カウンターの向こう側でスタッフはさまざまな種類のコーヒーを淹れている。

上海ではこだわりのコーヒー店が何千とある。中国でカフェ文化が花を咲かせる中、米コーヒーチェーン大手のスターバックス<SBUX.O>などが拡大しているほか、他社の市場参入で競争は激化している。

スターバックスは中国のコーヒー市場を占領している。米国では小規模なコーヒー店や、より安価なコーヒーを提供する競合による「第三の波」にさらされているが、中国の店舗数は3000を超え、急速に伸びている。

スターバックスは5日、上海でコーヒー豆を焙煎する設備を持つ店舗を開店した。こうした店舗の開設は海外で初めて。こだわりのコーヒーやパン・菓子類を置く高級店だ。スターバックスのハワード・シュルツ会長はこうした店舗を中国で10年以内に1万軒に増やすと述べた。「中国(市場)は10年以内に米国よりも大きくなる」と発言した。

中国のコーヒー専門店市場は252億元(38億1000万ドル)規模だ。英調査会社ユーロモニターによると2016年にスターバックスは市場の54.8%を占めた。競合である米マクドナルド<MCD.N>のマックカフェやウィットブレッド<WTB.L>のコスタ・コーヒーを大幅に上回る。競合のコーヒー店との競争が激しい米国と異なり、スターバックスの中国における主な課題は、お茶派をコーヒー派にかえることだった。ここにきてこうした現象が変わってきたもようだ。ユーロモニター(上海支店)のYu Limin氏は「現在、小型ブランドや個人のコーヒー店が増えている。爆発的な成長率を記録している」と指摘した。

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