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【かわいそうなゾウ】

トランプ政権がアフリカ南部の2つの国で狩猟されたアフリカゾウの象牙などをトロフィーとしてアメリカに持って帰ることを解禁すると決めたと聞き驚きましたが、野党民主党のみならずお膝元の共和党の支持者の間からも反発が強まり、すぐに撤回しました。

トランプ大統領による撤回も珍しいが、超党派の対応も珍しいという報道が相次いでいます。

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(EPA)

Washington Postは、Trump halts Interior’s elephant trophy decision (トランプ、内務省のゾウ狩猟解禁判断に待った)の中で、トランプ大統領は、みずからの政権が15日に発表した判断を直後の17 日、急遽撤回したと伝えています。


15日、アメリカの魚類野生生物局はアフリカ南部のジンバブエとザンビアで狩猟されたアフリカゾウの象牙などをトロフィーとして持ち帰ることについて、ハンターからの徴収金を活用することでゾウを保護できるとして、解禁することを決めました。

これは、 2014年にオバマ前政権が導入した政策からの転換で、動物保護団体のみならず幅広く猛反発がわき上がり、トランプ大統領は17 日ツイッターで「狩猟のトロフィーに関する判断は事実関係を検証するまえ 一時棚上げする」と書き込ました。

普段はトランプ政権よりのフォックスニュースのキャスターらからも反発があったそうです。

ただし、ツイートの直前にサラ・ハッカビー・サンダース広報官は、キャリア官僚が検証した結果だと判断を擁護していたため、ホワイトハウス内のコミュニケーション不足を指摘しています。

New York TimesはFor Now, Trump to Keep Ban on Importing Elephant Trophies (トランプ、当面は象牙などの輸入禁止を維持)と、「当面は」というタイトルから不信感が感じられます。

「トランプ大統領がなぜ、(いったん発表した)政策を撤回したかは定かでないが、保守系とリベラル系の両方から激しい反発を受けた」と説明。

ソーシャルメディアではトランプ大統領の長男と次男がジンバブエのサファリで狩猟している写真が拡散し、片手にナイフ、片手にゾウのシッポを持ったものもあったということです。

保守系のWall Street Journalは、 Trump to Retain Ban on Elephant Trophy Imports (トランプ、象牙などの輸入の禁止を維持)の中で、「狩猟解禁の判断は、政治的に真っ二つに割れた国において珍しい結果を導いた。左と右の両方から反発が起きたのだ」と解説しています。

共和党の下院議員の中にはムガベ大統領の長期政権が終わろうとしていることをさして「誤った時期の誤った判断だ」と表明。リベラルな姿勢で知られるコメディアンもオンラインで反対運動を始めたそうです。

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