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相撲界のスキャンダル

昨日13日、横綱日馬富士の不甲斐ない負けっぷりを見て、はてどうしたのかと思っていたら、今日は貴ノ岩関に暴行した事件が大きく報道され、やっぱり心の乱れからだと納得した。

鳥取巡業中、モンゴル出身の力士達を集めて酒盛り中、態度が悪いと激怒して、なんと貴ノ岩関をビール瓶で殴りつけ、頭蓋骨骨折の重傷を負わせたということである。貴ノ岩は休場、もしかしたら再起不能か、よくて十両転落になる。

一部評論家は「横綱の品位」云々と解説していたが、もはやそんな問題ではなく、明らかな暴行傷害事件で刑事罰の対象だ。

貴乃花親方は「診断書の通り、具合が悪いということ」とただそれだけ言ってごまかしている。新しい改革の担い手と期待してきたが、一体相撲道をなんと心得ているのだろうか。それが愛弟子に対する言葉だろうか。相撲協会も分かっている筈なのに、マスコミが取り上げるまで何の反応も示さなかった。相変わらずの隠蔽体質にはあきれる。

かつて朝青龍が一般人に暴行を働き、起訴猶予処分となったが、彼はそれで引退に追い込まれた。相撲協会は毅然たる態度で臨み、日馬富士を断固処分すべきである。当然、引退させるのが筋ではないか。

この際、警察当局も徹底して捜査すべきである。そうでないとこのような事件が又起こる可能性が残ると思う。

今や四横綱が揃い、人気の若手力士の頑張りがあって満員御礼の連続で、相撲協会はこの世の春を謳歌している。

相撲は武道であり神道にも通じる日本の伝統文化の担い手である。今日のような盛況の時こそ、相撲協会は原点に立ち返って立派な相撲道を確立して欲しいものである。

私は相撲大好き人間で古くから関わりを持ってきた。10年前、今は亡き山中貞則先生に頼まれて、二所ノ関部屋(当時は松ヶ根部屋)の後援会長をしている。

二所ノ関親方は心根の優しい人で、かつて歌い手として一世を風靡した高田みづえ夫人と共に精魂こめて弟子の育成に当たっている。松鳳山関といった三役経験者も出ていて、まさにこれからである。

先月、親方が不慮の事故に合い、一時は生死の間をさまようほど重態であった。数日前見舞いに行くと、私の顔を見てにっこり笑うなど確実に回復しつつある。

まだ手足は不自由であるが、リハビリも開始しているから、必ず再起してくれると思う。

皆が愛する国技大相撲、心技体揃ったすばらしい力士の活躍を期待し、協会に一言苦言を呈した次第である。

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