記事

白石容疑者 「俺も悩んでた」とリストカットの傷見せ誘った


【犯行の全容は明らかになるか(写真:AFP=時事)】

 神奈川県座間市のアパートから男女9人の頭部遺体が見つかった事件。白石隆浩容疑者(27)に関し、様々な証言が出てきた。

 白石容疑者が歌舞伎町でスカウトとして働いていた頃、腕にある「傷」が目撃されていた。白石容疑者の元交際相手と交流のあった知人男性はこう証言する。

「白石がスカウトで狙うのは心に闇を抱えた女性ばかりで、自分の腕にあるリストカットの痕のような傷を女の子に見せては『俺も悩んでいた過去がある』『気持ちがわかる』と、とことん優しく口説くのが常套手段。ただのかすり傷にも見えますが、そうした女性と親しくなるには効果的だったのでしょう」

〈首吊り士〉のイラストでも男の手首には、傷が描きこまれていた。

 ターゲットに定める女性に、特徴があったとする証言は少なくない。歌舞伎町でスカウトをしていた頃の知人はこう話す。

「アニメ好きの地味めな女性を狙っていましたよ。『バッグにアニメグッズをぶら下げている子は、スカウトに応じてくれやすい』と語っていた」

 別の知人男性はこう話す。

「“若い子は安い店でも喜ぶから”と言って、路上で声をかける時も“若い子の方がイケる”と未成年でも見境なく声をかけていた」

 そうした特徴は、今回の事件の被害者とみられる女性たちにも通じている。10月に消息不明となった神奈川県の女性(25)の母親はこう明かした。

「忽然といなくなったまま帰ってこなくて10月19日に捜索願を出したんです。娘は、友達の輪に入るのが苦手で“不登校気味”でした」

 9人のうち3人は女子高生とされ、そのなかの一人は、「美術部でホラー小説のファン。これまでも10日前後のプチ家出は繰り返していた」(地元記者)という。もう一人の女子高生の父親はこう話した。

「娘は世間的にはアニメオタクですが、普通の子。昨年暮れに家を出て、別居中の母親のところあたりにいたようでしたが、夏休みにバイトで稼いだお金で東京のほうへ行ってしまった。捜索の届けは夏休みが終わった頃に母親が出していたようでしたが……。私も入退院を繰り返していて、すれ違いの生活でした」

 そして「最後の被害者」である八王子市の女性(23)は、ツイッターで自殺願望を明かしていた。

※週刊ポスト2017年11月24日号

あわせて読みたい

「座間9人遺体切断事件」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    チコちゃんに飽き?NHK編集が秀逸

    メディアゴン

  2. 2

    関口宏3選チクリ 自民議員が反論

    和田政宗

  3. 3

    日村の淫行疑惑に高まる擁護論

    女性自身

  4. 4

    キングオブコントV逸 痛恨のミス

    メディアゴン

  5. 5

    中居正広がTVで語った本音に感銘

    文春オンライン

  6. 6

    沖縄で選挙応援する小池氏に苦言

    おときた駿(東京都議会議員/北区選出)

  7. 7

    安倍首相の続投で国民が払うツケ

    MONEY VOICE

  8. 8

    人生後半を「福岡に住む」選択肢

    内藤忍

  9. 9

    よしのり氏が原理主義者に苦言

    小林よしのり

  10. 10

    安倍カツカレーで思い出す陸山会

    八木啓代

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。