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ツイッターの認証制度が大炎上、差別主義者に「お墨付き」

Janet Burns=文


(Photo by Bethany Clarke/Getty Images)

ツイッターは11月9日、「認証バッジ」制度の運用に関し、認証システムを一時的に停止し、今後の認証の在り方を見直すと発表した。ツイッターは先日、白人至上主義者のアカウントに認証バッジを与えたことで世間から強い非難を浴びていた。

先週、ニュースサイト「The Daily Beast」が右翼活動家として知られるJason Kesslerのツイッターアカウントが認証バッジを得たことを報道し、この問題が広く知られるようになった。Jason Kesslerは、今年8月にヴァージニア州シャーロッツビルで開催された白人至上主義者の集会の主催者として知られる人物。集会は大混乱を引き起こし、3名が死亡していた。

この報道を受け、ツイッターは認証システムを見直すと発表した。ツイッターは下記のようなツイートで状況を説明した。

「認証システムは本来、アカウントが本人のものであることを示す目的で始まったが、結果的にこれが発言の重要性を示すものとして認識されるようになった。我々はこの事態や、これに起因した混乱を認識し、適切な対処が必要であることを把握した。これにより認証プロセスを一旦休止し、新たな動きがあり次第、ユーザーに報告する」

ツイッターCEOのジャック・ドーシーは自身のツイートで「この件に関しては、もっと早く対処すべきだった」と述べ、「以前からこの仕組みには欠陥があることを認識しており、対処が必要であると考えていた」と発言した。ドーシーは「適切な対処を行ってこなかった。今後、迅速な対応を行う」と述べた。

大手メディアの報道ではKesslerはシャーロッツビルのデモで死亡した人物らを、ツイッターで侮辱する発言を行っていた。犠牲者の一人、Heather HeyerについてKesslerは「デブの、うんざりする共産主義者」と罵り、彼女の死は「当然の報いだ」とも言い放っていた。

テッククランチによると、ツイッターの認証バッジの付与についてはちぐはぐな面が目立っている。ウィキリークスの創設者として知られるジュリアン・アサンジには認証バッジが与えられていない。一方で、オルタナ右翼の論客として知られるミロ・イアノポウロスは一旦、認証バッジを与えられたが、その後認証を剥奪され、アカウント自体が停止された。

ツイッターは10月中旬、「ヘイト発言の撲滅に向けて、全力で取り組んでいく」と発表していた。しかし、今月に入り不思議なことに突如、Kesslerのアカウントが認証バッジを付与され、今回の騒動が勃発した。

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