記事

AIは数十年で人間の知性を超える、ホーキング博士が警告

John Koetsier , CONTRIBUTOR Journalist. Analyst. Futurist. Dreamer.

スティーブン・ホーキング博士(Martin Hoscik / Shutterstock.com)

11月6日、宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士がポルトガルのリスボンで開催のWeb Summitにテレプレゼンス(高解像度の映像で行われるビデオ会議)で参加し、AI(人工知能)が人類に与える脅威について語った。

「AIは独自の意思を持ち始める可能性がある」とホーキング博士はコンピュータで生成された音声で述べた。「AIは人類にとって最悪、もしくは最良の結果をもたらす可能性がある」

AIやロボットは既に人間から仕事を奪い始めているが、同時に社会を前向きな方向に変える力を秘めているというのが博士の見解だ。ただし、偶然に任せていては良い結果は得られない。AIが人間社会に役立つものにするためには、やらねばならない事が数多くあるとホーキング博士は主張した。


Web Summitの様子(Horacio Villalobos - Corbis / gettyimages)

科学者やテクノロジーに関わる人々は、この問題に注意深く対処する必要がある。グーグルやアマゾン、アップルやフェイスブックといった企業は、大きな責任を担っている。

「企業や技術者たちはAI技術を磨き上げ、ビジネス的な成功を追い求める前に、一度立ち止まって人間とテクノロジーとの関係について考えてみる必要がある」と博士は語った。

業界のガイドラインや法の整備も検討すべきだとホーキング博士は述べている。AIについて同様の懸念を持つのは博士だけではない。イーロン・マスクもAIが人間以上の知性を持ちはじめる脅威について警鐘を鳴らしている。

博士は、AIは我々が想像するよりもずっと早く進化を遂げ、数十年後には人間の知性を超える可能性があると述べた。世界中の技術者たちは、この脅威を前に正しい認識を持つべきだというのが彼の主張だ。

「我々は今、新たな時代の入り口に立っている。科学やテクノロジーに関わる人たちは、新たな覚悟を持って仕事にとりかかり、人類全体にとっての幸福を考えていく必要がある」とホーキング博士は述べた。

あわせて読みたい

「AI」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    配達が無言 ヤマトAmazon撤退で

    山本直人

  2. 2

    覚悟ない子連れ議員にがっかり

    宮崎タケシ

  3. 3

    国民を馬鹿にした昭恵夫人の一言

    天木直人

  4. 4

    慰安婦の日制定で日韓合意は破綻

    木走正水(きばしりまさみず)

  5. 5

    詩織氏に届いた女性からの非難

    女性自身

  6. 6

    事故物件の住人が明かす恐怖体験

    AbemaTIMES

  7. 7

    レコ大も紅白も1年間休止すべき

    メディアゴン

  8. 8

    乳児連れ議会への批判はおかしい

    駒崎弘樹

  9. 9

    「選挙の鬼」支える「普通の人」

    畠山理仁

  10. 10

    北ミサイルがもし東京に着弾なら

    NEWSポストセブン

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。