TechCrunch Japan主催のイベント「TechChrunch Tokyo 2011」で、グリー代表取締役社長の田中良和氏がディー・エヌ・エー(DeNA)を真っ向から批判した。
グリー代表取締役社長の田中良和氏グリーが運営する「GREE」とDeNAが運営する「Mobage」は激しい競争を繰り広げている。2011年6月には、DeNAがゲーム開発会社に、GREEにゲームを提供しないよう圧力をかけたとして、公正取引委員会から排除措置命令を受けた。そして11月、グリーはKDDIと共同でDeNAを提訴。合計10億円超の賠償金を請求している。
TechChrunch Tokyo 2011で基調講演を行った田中氏は、この問題に話が及ぶと、「こんな違法行為が横行している産業はない」と切り出した。さらに「僕はインターネット業界で夢のある仕事をしている。インターネットは世の中を変える仕事だと思ってやっている。そこには誇りがある。僕の愛するインターネット業界が10年後に違法行為のある業界になることを一番危惧している」と述べ、インターネット業界全体への危機感からDeNAを提訴したのだと説明した。
「いま(DeNAの)違法行為を見過ごしたら、ネット業界の将来のためにならない。グリーはネットを通して世の中を変えるというスローガンを持っている。日本にいい影響を与えると思って、自信を持って、この件に関与している」
途中、司会を務めたTechCrunch Japan編集長の西田隆一氏が、「DeNAはまだ違法行為をしたと決まったわけではない」となだめたが、グリーの田中社長は「公正取引委員会の認定を得ているから、明らかな違法行為だ」と一蹴した。





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