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どこまで上がる株価の行方

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あらかじめお断りしておきますが、私は株価の予想を業としているわけではありません。あくまでも個人的見解だということをお断りしたうえで書かせていただきます。

さて、堅調な展開が続く株式市場、いったいどこまでこの騰勢が続くのか、興味深いところであります。私も長年、市場にどっぷり浸かっていますが、イケイケどんどんというわけではなく、それなりに銘柄の入れ替えもしていますし、このところややキャッシュポジションを増やすなどの策は施しています。それは過去の経験で苦い思いもしている中でリスク管理を常に考えているからかもしれません。

さて、市場を概観していますとこの数日はNYではハイテク銘柄の腰が強い状態が続きます。アマゾンとグーグルの好決算で目覚めるような展開となったことが起因でしょう。アマゾンは1100ドル台と史上最高値水準を維持していますし、対抗馬のアリババをはじめ、フェイスブック、アップルもそれにつられるように最高値圏にあります。

一方、ダメダメになっている代表株が製造業の雄、GEでしょうか?ノーズダイブと称する醜い株価チャートとなっており、底値が見えなくなってきています。公表したリストラ案の評価が十分ではない可能性もあります。同社はすでに配当利回りが4.7%以上にもなっているのですが、それでも投資家はそっぽを向きます。

つまり、アメリカの株式市場もどれもが押しなべて上がるわけではなく、投資家の厳しい目線の中で取捨選択されているといってよいかと思います。これは業績の良い銘柄により資金が集まり、将来の業績を先読みした株価形成が行われているといえます。一方で多くのプロや機関投資家達はその株価の限界もよく分かっています。

それゆえ例えば欧州最大の保険会社、アリアンツのトップストラティジストは「向こう10年の米国株市場のリターンはほぼ期待薄」(ブルームバーグ)と評しています。これは株価形成は企業の活動の盛衰に呼応し、現在が収穫期、つまり四季でいえば秋にあると考えている節があります。この背景は8年に及ぶアメリカ景気回復が景気循環の考え方からすればそろそろ一息つくのではないか、と思っているのでしょう。

では日本はどうか、といえば個人的には強気の姿勢を継続しています。理由は企業業績がこれからさらに上向くとみているからです。事実、4-9月の決算発表がたけなわですが、約三分の一の発表が終わった現時点で売り上げ9%増、純利は49%増(日経)というのが平均像であります。正直、ものすごくよいと申し上げてよいでしょう。例えば前日決算発表したソニーの純利は前年同月比8倍も膨れ上がっており、今日のザラ場では10%以上上昇を記録しています。

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