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「面白くてバズる」コンテンツはオワコン

ここではお久しぶりになってしまいましたが、皆さんご機嫌いかがでしょう? 久しぶりにエントリーを書くので、取っ散らかそうだけれど、ババっとメモがわりに。

 オウンドメディアが次々と立ち上がり、「なんでもWebメディア」状態になって久しいけれど、どうも最近潮目が変わってきたな〜と思う機会が増えた。ちょっと前に、ヨッピー氏が“おでかけ体験メディア”『SPOT』で「水分を取らずに30時間我慢してから飲む水が最高に美味かった件」という日本コカ・コーラの『い・ろ・は・す』のPR記事が炎上したことがあった。同記事は批判を受けて非公開になっている。

 ご指摘について(SPOT)

 最近では、地主恵亮氏が“小菅村をもっと楽しくおもしろくするWEBマガジン”『こ、こすげぇー』で「図書室で本を隠したよね?最近の子供も隠しているか調べる」という辞典に挟んで本を隠すといった内容の記事を書き、やはり炎上。記事は非公開に追い込まれた。

 10/24公開記事に関してご指摘いただいた件について (こ、こすげぇー)

 ヨッピー氏と地主氏に共通するのは、単価の高いオウンドメディアの記事だということ。あとは「面白ければバズる」という発想・編集方針。ついでにいえば、Twitterに土下座画像をアップしていることだろうか。
 自分もいくつかのオウンドメディアでお仕事をさせて頂いたことがあるけれど、中には編集体制が貧弱で、「企画の面白さ」が優先されて、運営企業・アイテムのブランディングに果たしてつながるのかどうか、首をかしげるようなメディアもあった。
 もうひとつ、Webを中心に売文業をしている身として昨年くらいから感じているのは、「RTやいいねの数はアクセスと必ずしも結びつかない」ということだ。とりわけ人気ライターの記事だとSNSの反応は良いが、内実は関係者や知り合いのRTや「いいね」だったりするし、SNSでの反応の総数がPVを上回るというケースも珍しくない。つまり、読まずにRTや「いいね」をしているひとが増えているということだ。これって本末転倒じゃないですかね?

 そんなわけで。自分は「面白くてバズる」というコンテンツがオワコンになっているのでは、とひしひしと感じている。そういうコンテンツに携わることもあるし、作り上げる楽しさはあるのだけれど、ユーザーに届かないのでは意味がない。
 企業側も、何らかの製品のPRをしたいという場合、「面白さ」よりも「まっとうに」その魅力をユーザーに分かってもらう、ということの大切さを一度考えてみてほしいな〜と思う。タレントを起用してもどうせそのタレントが何を言ったという短い記事になるだけだし、あくまで「売る」というところがKPIならば、飛び道具に頼るのではなく、淡々とその良さを伝えるという地道な努力をしていく必要があるんじゃないかな〜と感じる。

 なんだかやっぱりとりとめもなくなったけれど。多数のコンテンツがスマホで見るユーザーの可処分時間を取り合っている状態で、「面白い」も「バズ」も効かなくなっているということは、企画の上流のひとには理解して頂きたいな、というお話でした。

 次の更新がいつになるかわからないけれど、この辺で。

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