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【“ロシア疑惑”が英国に飛び火】

ロシアがソーシャルメディア上の広告を大量に買って去年のアメリカ大統領選挙を操作したのではないか。アメリカの問題がイギリスにも飛び火したようです。ロシアがイギリスの世論を操作してEU離脱の傾向を強めたのではないか

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Bloombergは、Senior Tory Asks Zuckerberg About Brexit-Related Russian Ads(英議員、ザッカーバーグに Brexit 関連のロシア広告について質問状)の中で、フェイクニュース調査を進めているイギリス議会の調査委員会トップのコリンズ議員がフェイスブックのザッカーバーグCEO に対し、EU離脱をめぐる国民投票に影響したかもしれないとして、ロシア関連の広告の資料の提出を10月19日に書簡で求めたということです。

書簡では「ロシアが外国の政治判断を左右するためにあなたのところのようなプラットフォームを悪用したかどうかを照会したい」としています。

具体的には、ロシア政府がバックにいると見られるアカウントや収入として得た広告料などの提出を求めているそうです。

これに対してフェイスブックの広報担当者は書簡を受け取ったことを認めた上で、調査のあと回答するとコメントしています。

New York Timesは、Tech Giants Are Asked About Russia Tilting Brexit(巨大テック企業、ロシアの影響とBrexit判断について質問書を受ける)として、イギリス議会がフェイスブックのほか、ツイッターなどに対してEU離脱にロシアが与えた影響について質問書を送ったことを報じています。

イギリス議会のコリンズ議員が24日、ツイッターに送った書簡を公表し、「イギリスの民主プロセスに対する違法な行為は深刻な問題だ」と指摘しているということです。

コリンズ議員はフェイスブックのザッカーバーグにも同様の書簡を送っており、どちらも10月19日づけだと伝えています。さらに、コリンズ議員のスタッフは、グーグルともやりとりしているものの、回答のあった企業はないそうです。

一方、 Wall Street Journal は、Twitter to Boost Ad Transparency(ツイッター、広告の透明性を高める)の中で、ツイッターが24日、広告の透明性を高める方針を明らかにしたと報じています。

規制の強化に先立っての動き」だと解説しています。

具体的には、ツイッター上の広告を支払っている団体や個人、さらにどのくらいの期間掲示されているかなどを公表します。また、特定の選挙候補を支持するなど政治的だと判断されればそれをわかるようにラベリングするとしています。

公表する場は、ツイッターの短いやりとりの画面ではなく、別途設けるそうです。

去年の大統領選挙でロシアがフェイスブックやツイッターを悪用してトランプ大統領に有利に世論を操作したのではないかとされていて、アメリカ議会は、テック企業の情報公開に向けて規制の強化に動き出したということです。

フェイスブックとツイッターの代表は11月1日に議会上下両院の情報委員会の公聴会でロシア疑惑について証言を求められていますが、Bloombergは前日の10月31日に議会上院の司法委員会がフェイスブック、ツイッター、グーグルを傘下に持つアルファベットの代表を公聴会に招致したと伝えています。

「上院の委員会が去年の大統領選挙にロシアの関与があったかどうかソーシャルメディア各社に追及する一番乗りになりたいようだ」ということです。

Politicoによると、グーグルは出席するということです。

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