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NHK上田会長。女性記者過労死「重く受け止める」

NHKの上田良一会長は10日に公示された衆院議総選挙、女性記者の過労死について見解を述べた。

NHK首都圏放送センターの佐戸未和記者(当時31歳)が2013年7月、都内の自宅においてうっ血性心不全で亡くなり、翌年5月に渋谷労働基準監督署から長時間労働による過労死として認定されたことについては「公共放送を支えるために頑張ってきた、優秀な記者を失い残念な気持ちでいっぱいだ」とした上で

「労災認定を受けたことを大変重く受け止めている。佐戸さんはNHKの記者であることに誇りと愛着を持ち、職責をまっとうした。31歳という若さで娘を亡くしたご両親の心情は、察するに余りある。ご両親は『志半ばで駆け抜けていった未和の無念さ、悔しさ、遺族の悲しみを決してむだにすることなく、再発防止に全力を尽くしてもらいたい』というコメントを出された。その言葉をしっかりと受け止め、引き続き、ご両親の協力も得ながら、改革に取り組んでいく」と述べた。

佐戸さんの死をきっかけにNHKでは「働き方改革」を推進中だが

「二度と同じようなことを起こさないという決意を組織内で共有し、改革の徹底を図るために、NHKで発生した過労死の事実を全職員に伝え、外部に公表することが必要だとの判断に至った。記者の勤務制度を抜本的に見直し、健康確保に必要な基準を設けるなどして長時間労働の抑止に努めるとともに、再発防止に向けて全国の職場で研修を開催するなど働き方改革の徹底に取り組んでいる」。

佐戸さんの死後、NHKは働き方改革として、2013年9月に報道現場でのノー残業デーを徹底。14年6月に「働き方プロジェクト」(数値目標による健康確保等)を設置した。15年1月に働き方改革の報道現場全職員2100人アンケートで課題抽出。今年4月には「専門業務型裁量労働制」(記者対象)を導入していた。

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