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再び開かれた歴史の扉。

昨年秋のシーズン途中で、宮台投手が故障に見舞われてからは、もうしばらく「勝利」の報を聞くこともないだろう、と思っていた東大野球部だが、この秋シーズンは、春シーズンが信じられないような快進撃を見せている。

春シーズン優勝争いに絡んだ慶応大学相手に1勝を挙げたかと思えば、今週は法政大学に連勝。

宮台投手の調子は、絶頂期だった2年〜3年春シーズンに比べれば、決して良いわけではないようで、序盤から失点を重ねる試合も多いのだが(防御率は法政との連戦を終えた段階でも5.88とリーグ最低)、ここ数年チームを支えてきたエースの最後を飾ろう、という思いが強いのか、今シーズンは打線が思いのほか好調で、ここまで完封負けした試合は1つもないし、慶大戦では2桁得点も記録、法政との2連戦では合計17点と「確変」を見せている。

残るカードは、目下優勝争いをしている明治戦、ということで、更に勝ち点を積み増すのはなかなか大変そうな状況ではあるが、こういう波が過ぎてしまうと、またいつ“暗黒”に逆戻りしても不思議ではないだけに、せめて今季中に白星もう一つくらいは・・・と期待したくもなるもので。

なお、東京六大学野球連盟のホームページ(http://www.big6.gr.jp/system/prog/event_overview.php?m=pc&e=league&s=2017a&w=5)を覗くと、

東大の勝ち点:2002年秋 立大戦以来15年ぶり

連勝での勝ち点:1997年春 立大戦以来20年ぶり

法大からの勝ち点:1993年秋以来24年ぶり

法大から連勝での勝ち点:1928年秋以来89年ぶり

とまぁ、凄い数字が並んでいて、思わず笑ってしまった。

時計の針を90年代に巻き戻せば、1シーズンに2つ、3つは応援して楽しい思いができたのがあの頃の神宮で、特に、開幕2戦目の早大戦とシーズン終盤の立教戦は、絶好のブレイクチャンス。

なかなか同じカードで2つ勝ち切るところまでは行かず、最終的には勝ち点1で並んで勝率で最下位、というパターンが多かったが、それでもあとちょっと・・・という試合は何度となくあった。

通算で勝ち星の6倍以上の負け数、という壮絶な歴史ゆえ、どうしても「弱い」という形容詞しか出てこないチームだが、こうして勝った時だけは、「ずっと負け続けているわけじゃない」ということをちょっとだけ思い出してもらえるからよかったな・・・と。

そして、もう「15年前」ということになってしまう2002年の秋、文字通り「投打の柱」だった浅岡知俊投手*1が、当時リーグ屈指の好投手だった多田野数人投手に投げ勝った試合(1試合目の方だけど)、自分も歴史の証人の一人として、偶々スタンドで見ていたんだったよな、という記憶が蘇ってきたことも一応書き残しておくことにしたい*2

*1:登板しない日には外野守ってクリーンナップ打ってたり・・・。

*2:まだスコアボードが残っていたことに感動。http://www.big6.gr.jp//game/league/2002a/2002a_tr1.html

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