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仮想通貨の面白さを、技術面とビジネス面から説明すると

仮想通貨が重要な理由は、それがインターネットにネイティブなマネーだからです。

(もちろん、これまでもネットの買い物をクレカで決済するということは出来たけれど、それは既存のシステムを「接ぎ木」しただけです)

次に、最も重要な仮想通貨ということになると、現時点ではビットコインイーサリアムでしょう。

両方とも、当分の間、生き残ると思います。

ビットコインは堅牢で、「仮想通貨のロールスロイス」のような存在です。

イーサリアムはビットコインより柔軟なプログラミングが出来ます。喩えて言えば、ビットコインが「カシオ卓上計算機」ならイーサリアムは1977年に発売された「AppleⅡ」です。

つまり汎用パーソナル・コンピュータとして様々なプログラミング・ポテンシャルを試すことが出来るわけです。

その分、ビットコインよりはattack surfaceが大きいので、(堅牢性は、ちょっと劣るかな?)と思っています。

いずれにせよ、「AppleⅡ」でいろいろ遊べるようになったので、ソフトウェア・デベロッパーは、いま嬉々として新しい試みにチャレンジしています

なによりも嬉しいのは、グーグル、フェイスブックなどの、「デススター」のような邪悪で独占的な存在が、「面白いものが出てきたら、すぐ呑み込んでしまえ!」式に、競争相手を潰しに来ない点が、良いと思います。

仮想通貨の、ビジネス面での重要なポイントは、開発、改善のインセンティブを、ブロックチェーンそのものに埋め込むことが出来る点です。

現在のストックオプションを主体としたシリコンバレーの社員インセンティブ・システムは、すでに破綻していると言っても過言ではありません。

フェイスブックなどの大手ネット企業が、続々とUS GAAPに移行しているということは、上場株式の投資家目線からは、もちろん良い事だけれど、エンジニアの目線からは、それだけストックオプションのJuice(甘い汁)が無くなってきていることに他ならず、これは意気消沈させられます。

その点、仮想通貨では、ソフトウェア・デベロッパーがより良い方法を提案すれば、トークン・インフレーションを通じて報酬を受けることが出来ます

次に分散型通貨のメリットとして、「A/Bテスト」を常に繰り返すことが出来るので、試行錯誤するコストが安く、イノベーションを加速させる効用があることを指摘すべきでしょう。

これと対照的に、フェイスブックのような中央集権のシステムでは、「土台から全部やり直す」リセットは出来ません。できるのは継ぎ足しに次ぐ継ぎ足しだけです。

だからフェイスブックは、喩えて言えば池袋駅みたいに、乗り換えのわかりにくい、グロテスクな存在に成り下がっているのです。

現在、仮想通貨で起きているような猛烈なイノベーションは、金融面ではFRENZYを併発するのが常です。だから仮想通貨は、バブルの匂いがぷんぷんします。いずれ暴落などの局面もあるでしょう。

それはイノベーションの宿命であり、避けては通れない「洗礼」なのです。

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