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飲み会翌日のパフォーマンス低下を防ぐ技

医師・医学博士 裴 英洙

睡眠を「一日のご褒美」と考えている人は、一流にはなれない。一流のビジネスパーソンは、睡眠を「投資」と捉えて、「明日のためには、どう眠ればいいか」と未来志向で考える。だからといって、睡眠時間を増やせばいいわけではない。8項目のチェックリストから「一流の睡眠法」を確認していこう(全9回)。

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Q.今日は飲み会。翌日に疲れを残さないためには

A.お酒と一緒に水分を摂る
B.帰宅後熱い風呂に入る

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■「とりあえずビールとチェイサー」

飲酒は睡眠の質を低下させます。とはいえ、接待や懇親会など、飲むこと自体が仕事の一環というケースもあるでしょう。その場合は、熟睡感をなるべく損なわないような飲み方を心がけてください。

具体的には、お酒と一緒にチェイサーとして水を飲むことを意識しましょう。

アルコールは体に負担をかけますが、水を飲めば早めにウオッシュアウトできて負担が軽くなり、熟睡感が損なわれにくくなります。

量の目安は、お酒と同量。ビールでもワインでも日本酒でも、お酒を1杯飲んだら水も1杯飲む。これを守っていれば、睡眠の質は下がりにくいはずです。

■気をつけたいのは、しめのラーメン

睡眠とは直接関係ありませんが、アルコールの利尿作用で失われる水分を補給できるのもメリットです。気をつけたいのは、しめのラーメンです。

お酒を飲むと肝臓でアルコールの分解が始まります。その過程で血液中の糖分が消費されるため、血糖値が下がって空腹を覚え始めます。お酒を飲んだ後にこってりしたラーメンを食べたくなるのは、生理的にも間違っていないといえます。

しかし、睡眠の面から見ると、しめのラーメンを含む深夜の食事はマイナスです。

食べたものを消化し終える前に横になると、胃酸が食道を逆流して胸やけや呑酸といった症状を引き起こしやすくなります。逆流した胃酸によって炎症が起きれば逆流性食道炎です。逆流性食道炎患者の約半数は睡眠障害で悩んでいるというデータもあります。睡眠のためには、就寝3時間前に食事を終えるべきです。

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裴 英洙(はい・えいしゅ)
医師・医学博士、MBA。ハイズ代表取締役社長。金沢大学医学部卒業、金沢大学大学院医学研究科で博士課程を修了。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。著書に『一流の睡眠――「MBA×コンサルタント」の医師が教える快眠戦略』など。

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(医師・医学博士 裴 英洙 構成=村上 敬 撮影=尾関裕士)

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