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ミサイル防衛中の米イージス艦に海自艦が給油=政府関係者

[東京 14日 ロイター] - 海上自衛隊が今年4月以降、補給艦を日本海へ派遣し、弾道ミサイル対応に当たる米イージス艦に給油をしていることが14日、分かった。自衛隊の役割を拡大した安全保障法制で可能になった新任務で、北朝鮮情勢が緊迫する中、日米が連携して警戒を続けている。

日本の政府関係者によると、日米が北朝鮮の弾道ミサイルへの警戒を切れ目なく続けられるよう、海自の補給艦が両国のイージス艦に洋上で定期的に給油をしている。北朝鮮がいつ挑発的な行動に出るか分からない現状で、海自、米海軍とも弾道ミサイル防衛能力を持ったイージス艦を日本周辺に展開し、24時間監視に当たっている。

菅義偉官房長官は同日の記者会見で、「自衛隊、米軍の運用の詳細が明らかになる恐れがあるためコメントを控えたい」と語った。

日本は昨年3月、集団的自衛権の行使などを可能にする安全保障関連法制を施行。自衛隊が米軍に物資を提供できる範囲を広げ、これまでの共同訓練中や災害救援時だけでなく、弾道ミサイル警戒時などにも給油できるようにした。

安倍晋三首相は今月11日、防衛省・自衛隊幹部への訓示の中で、「平和安全法制と(自衛隊と米軍の役割分担を定めた)新ガイドラインのもと、日米の絆はかつてない強固なものとなっている。北朝鮮が挑発行為を繰り返す中、その脅威を抑止しなければならない」と述べていた。

安保法制に基づく自衛隊の新たな米軍支援任務の実施が明らかになったのは2例目。政府関係者によると、今年5月に米補給艦が横須賀基地から日本海へ向かう際、途中まで海自艦が護衛した。

(久保信博、竹中清※)

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