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独裁国のジャーナリストしか「権力追及」の誇りをもってはいけないのか?

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ジャーナリストは国民の問題意識を踏まえて仕事をし、その記事で国民に評価される

石平氏はさらに

「私のツイートは1日にして、一万二千以上のリツイートと一万六千以上の『いいね』をいただいた。東京新聞と望月記者の欺瞞と傲慢は多くの人々に嫌われていることの証拠だ。読者は新聞と新聞記者に期待しているのは事実を客観的に伝えることであって、『権力と戦う』という彼らの自己陶酔ではないのだ」
と書かれています。

こういうところでの1万以上というのがどの程度多いのかは分かりません。またリツイートはその先で異論が書かれることもあるでしょうから全部賛成ではないでしょう。それでも1日で多くのリツーイトや「いいね」があるのは素晴らしいことだと思いますし、東京新聞や望月記者を嫌っている人が多くいることも推測できます。一方で、望月記者への激励メッセージもよく見かけることも確かです。どちらが多いのでしょうか。

石平氏のコメントの後段にある「読者が新聞と新聞記者に期待することは、事実を客観的に伝えること」というのは賛成するところですし、ジャーナリストの方々に自己陶酔してもらう必要もありません。しかし、前川前文部科学事務次官のプライベートな記事を大新聞社が官邸を擁護するようなタイミングで取り上げている様をみると、望月記者は、独裁国家のジャーナリストほどではないにしろ権力に対峙して頑張っているな!と思う次第です。

ジャーナリストは国民の代弁者かどうかについては「代弁者」の定義にもよりますが、少なくとも、国民の知りたいことを権力者に追及する機会が与えられている立場で仕事をしている方々ですから、国民の問題意識を踏まえて仕事をするというのは必須なことだと思います。そしてその記事内容などがお粗末なものであればそのうち読まれなくなる、という形で審判を受けるのでしょう。いずれにしろ石平氏のように、自分はもっとすごい独裁政権に対抗してきたからといって、民主主義社会のジャーナリズムを鼻で笑い吐き気を催すというのは、まったく意味が分かりません。

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