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世界の悪役と化したディーゼルエンジン 実は改良余地大きい

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【高い燃費効率を誇るマツダ「デミオ」のディーゼル車】


【電動化宣言をしているボルボだが…(V60)】


【ガソリン車の2倍の走行燃費があるメルセデス・ベンツ「GLS」】

 クルマの電動化や環境規制強化の高まりにより、軽油燃料で走るディーゼル車を廃止しようという動きが広がっている。国内でもホンダやSUBARU(スバル)が主に欧州で販売しているディーゼル車の販売縮小や撤退方針を打ち出している。果たして、ディーゼル車の使命は完全に終わったのか。自動車ジャーナリストの井元康一郎氏がレポートする。

 * * *
 およそ2年前、フォルクスワーゲンの排出ガス不正が露見してからというもの、ディーゼルバッシングは止まる気配がない。そればかりか、憎悪の対象は内燃機関全般に飛び火し、フランスのニコラ・ユロ環境相が2040年に内燃機関を終了させるという、現時点では実現可能性を想定しがたい目標を打ち出したほどだ。

 ディーゼル問題にいちばんナーバスになっているのは、ディーゼル車販売の絶対数が少ないアメリカではなく、今や本拠地の欧州だ。ドイツでは8月、乗用車市場におけるディーゼル車の比率が4割を下回った。これについて日系自動車メーカーの欧州担当者は次のように事情を説明する。

「ドイツの一般ユーザーがディーゼルを嫌っているわけではない。ディーゼルが減った理由はいくつかあるが、一番影響が大きいのは、複数の大都市がディーゼル車進入禁止という規定を設けるのではないかということが懸念されていること。

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