今週の週刊ダイヤモンドの労組特集。本ブログを定期的に読んでいる人なら理解している内容かもしれないが、コンパクトに良くまとまっている。
正直、よく取り上げてくれたと思う。
労組中央役員の年収が2500万円の日本郵政グループ。
懲戒処分対象者の採用をねじ込む自治労。
彼らにはなんのビジョンも問題意識もなく、あるのは動物的エゴだけだ。
企業別労組なんて、もはや存在価値ゼロだろう。
そして、閣僚18人のうち連合関係者を7人も含む現政権にとって、労組問題は間違いなくアキレス腱と言えるだろう。
個人的には、公務員人事制度改革や雇用対策という分野では、民主党には最初から期待していない。
一つだけ付け加えるとすれば、欧米と違って日本の労組が労使協調路線をとるのは国民性でもなんでもなく、それがもっとも合理的な判断だからに過ぎない。
いつも言っているように、終身雇用では、労使は文字通り一体化する。
若者は「将来の昇給」というお金を、中高年は「企業年金」というお金を会社に出資している株主のようなものなので、基本的に組織と対立なんてありえない。※
ストなりデモなりやって売上が減ったら(硬直した労働市場で転職先なんて少ないわけだから)労働者自身が困るのだ。
なので、直嶋さんや古本さんをトヨタとトヨタ労組が仲良く一緒に支援するのは当然だ。
身内の内藤正光議員を総務副大臣にねじ込み、「これで通信政策はNTTが仕切れる」と豪語するNTT労組なんて、経営陣以上に経営センスがあるんじゃないか。
ところで、新連合会長の古賀さんのインタビューも載っているのだけど、相変わらずのノラリクラリっぷりだ。ほとんど何のビジョンも示さないまま2p半にわたって引っ張るというのは、ある意味すごい職人芸。
と、今書いていて、表紙の恐竜の意味が分かった。
図体はでかいが何も考えちゃいないということか(笑)
※実際には、「将来の昇給」なんて、あるかどうか大いに怪しいと思うけど。
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労働・雇用における格差是正を主張するコンサルタント