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北朝鮮の核─強力な制裁で北朝鮮を話し合いのテーブルに着かせる努力を

北朝鮮が6回目の核実験を行いました。先般の我が国上空を通過した弾道ミサイルの発射とあいまって、非常に深刻な事態になったと思います。

特に核実験については、北朝鮮の映像を見ると、小型化を含めて、かなり核技術の進展が見られ、2〜3年は大陸間弾道ミサイルに小型化した核を積むことはできないだろうと言われていたのが、1年程度の猶予期間しかないのではないかと言われています。

大陸間弾道ミサイルに核を載せて、アメリカ大陸まで届くようになる。これがアメリカにとってレッドラインだとすれば、それまでの間に、北朝鮮を核兵器の凍結、断念の話し合いテーブルに着かせなければなりません。時間はなく、事態は極めて深刻だと思います。

先の国連安保理の制裁は、従来と比べると一歩前進と評価できると思いますが、しかし、これだけの事態の切迫を見れば、やはり原油を止めるという次のステップまで行かないと、到底、北朝鮮が話し合いに応じることはないと思います。

もちろん、制裁は、制裁のための制裁ではなく、意味のある話し合いを行うための制裁です。原油を直ちにすべてストップするということに、様々なリスクがあるとすれば、段階的に北朝鮮への原油の輸出を減らしていく。まずは、50%減らすとか、1か月止めるとか、いろいろやり方はあると思います。

中国やロシアも含めて、歩調を合わせられるように、ここは、日本外交が問われている、そういう事態だと思います。

武力行使ということになれば、韓国や日本に大きな影響が及ぶことが極めて高くなります。「あらゆる選択肢がある」と言うトランプ大統領に対して、それを「高く評価する」と言った日本政府、安倍総理の発言は不用意なものです。今重要なことは、強力な制裁を行うことによって、北朝鮮を話し合いのテーブルに着かせることです。

日韓が協力して、アメリカ政府に働きかけ、日米韓で、中国とロシアに歩調を合わせるよう求めていく、日本政府にしっかりとした外交努力を求めたいと思います。

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