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中国人の思想

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最近立て続けに中国系の方とビジネスの話をしています。顧客もいるし、潜在的ビジネス相手もいます。彼らとビジネスの話をすると日本で一般的に言われる中国人評とはまた別の視点で見ることもできますので良い勉強になります。

ここバンクーバーは人口の3割が中華圏の民族とされます。しかし、中華圏と言えども香港、台湾、シンガポール、東南アジア系から本土系出身まで様々です。よって一括りの中国系と言えず、また、価値観も大いに違います。

カナダに移住した中華系民族は既にカナダ人化している方も多く、我々がビジネスをする際にも先入観は一切持たないことにしています。(人口の3割が中華系ということはビジネスの相手も3割が中華系とも言えるので、うまく立ち回らないと仕事にならないわけです。)

さて、中国でかつて言われた不動産バブルですが、このところ、ニュースは収まっていると思います。このバブルが崩壊するのか、このブログでもコメント欄でずいぶん議論されてきましたが、個人的にはないというポジションを持ち続けています。理由は北京、上海等の東部海岸沿いのバブった不動産の所有者の数は中国の全体人口比では知れているため、日本の80年代の全国区的な祭りごととは相違しているとみているからです。

広州出身の方と話をしていたところ、農民と都市層の人口移動は比較的緩くなり、農民出身者がビジネスに目覚め、ステップアップして地方都市の不動産を買い、それが少しずつ更にアップグレードしていって「いつかは上海」状態にあると指摘しています。つまり、国民の「金持ちになりたい」という意識、そして目標意識が非常に明白である点は60年代、70年代の日本に近いのかもしれません。

次いで面白いなぁ、と思ったのは習近平の作り出す中国統治スタイルは圧倒的成功をする、と自負していたことです。強い指導者は国の政策や民のマインドを一方向に集約させ、ブレない最大効率の国家運営をすることができると。なるほど、それは頷けます。

日本でも安倍首相という強いリーダーシップが長期政権で国内のみならず、外交を含め、一定の手腕を発揮していることは否めません。(安倍さんが嫌いな人は大いに反発するでしょうが、ダメな首相なら歴史からすればとっくに変わってるはずです。)

そこで氏に「しかし中国は情報操作で民は正しいことを知る自由がないではないか?」と返したところ、「それは情報のrestriction(制限)ではなく情報のmanagement(管理)である」と。その違いとはいらぬフリル(飾り=解説、論評)がついた西側の情報が蔓延することで民が混沌とするよりはるかに良い」と言い放ちました。

確かに最近の日本のメディアも要らぬこと、重要性の低いことを、さも天下国家論の如く取り上げるところもあります。また日本は戦後、言論の自由が保障されていますが、それが悪い意味で開放され過ぎているところも無きにしも非ずな点は考えるべき点でしょう。

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