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テクノロジー・ベンチャーにはなぜソフトウェア・エンジニアが不可欠なのか?

WEB-DB PRESSに連載中のコラム、「第10回 アイデアを目に見える形にしてこそのエンジニア」が公開されたので、エンジニアの方たちにはぜひとも読んでいただきたい。

この文章で、私が一番強く訴えたかったメッセージは下の一節。

注目すべき点は,この「プロトタイプという叩き台を作って企画を煮詰めていく」というアプローチは,エンジニアにしかできないということだ。ソフトウェアのことがまったくわからない人から企画を丸投げされて閉口した経験は多くの人が持っていると思うが,そんな無駄なことを避けるためにも,企画の段階からリーダーシップを発揮するためにも,エンジニアはプロトタイプを作るべきだと私は考えている。

シリコンバレーでベンチャー投資家をしている Gay Kawasaki が、「私がアーリー・ステージのテクノロジー・ベンチャーに投資をする時は、ざっと見積もって、優秀なエンジニア一人あたり50万ドルの価値が会社にあるとして計算する。コードの書けない連中は逆にマイナスの価値だ」と言っている理由はまさにここにある。コードの書けない連中が集まって「ソフトウェアは外注を使って作ります」と主張しても誰もそんな会社には投資などしない。


どんなに賢い連中が集まっても、最初から何を作れば良いか分かっているケースなどは存在しない。だからこそ、「作っては壊し、作っては壊し、ユーザーに本当の価値を提供できるまであきらめない」姿勢が大切で、それにはソフトウェア・エンジニアがステーキ・ホルダーであることが不可欠なのだ。

「優秀なソフトウェア・エンジニアである」ということは、それほどまでに貴重な存在だ、ということを強く意識した上で、自分を鍛え続け、良い物を作る・ユーザーに価値を提供する・会社の価値を高めることを一生懸命にしていれば、必ず道は開ける。

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