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コンビニの「700円くじ」が生まれた理由【あなたの知らないコンビニ活用術】

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【第2回】日本の誰もが数え切れないほど利用するコンビニ。ただの買い物客よりコンビニを自由に活用するための「コンビニ活用術」を、自身もローソンで働いた経験を持つ流通ジャーナリスト渡辺広明氏が解説します。常に進化するコンビニの裏側を知って、あなたも”コンビニファンタジスタ”になろう!

本連載は、書籍『コンビニの傘はなぜ大きくなったのか』(2017年8月発行)を、許可を得て編集部にて再編集し掲載しています。

客を喜ばせる700円くじの秘密

コンビニ各社では年に数回700円くじキャンペーンを行っています。
お買い上げ金額700円ごとにくじを1枚引き、当たりが出ればその場で商品と引き換えできるといううれしいサービスですが、一体どんな仕組みで成り立っているのかを説明しましょう。

引ける価格設定が「700円」である理由

2017年に入って、セブン‐イレブンでは「セブン‐イレブンフェア B’z」、ファミリーマートでは「クレヨンで描いてしんちゃん ワクワク春フェスタ」、ローソンでは「GENERATIONS from EXILE TRIBE スピードくじキャンペーン」と大手3社がアニメや音楽グループとタイアップした700円くじキャンペーンを展開しました。
正確な開催時期は直前まで発表されませんが、おおむね年に2〜3回は実施されているので、秋から年末年始にかけても行われるはずです。
しかし、なぜコンビニ各社が足並みをそろえて"700円"ごとに設定しているのでしょうか?

これはコンビニの客単価と"ついで買い"に関連しています。
お客様がコンビニで1回に買い物する平均客単価は約610円で、これにガムでもドリンクでも100円以上の商品をもう1品ついで買いしてもらえれば、700円を超えるのでくじが引けます。
つまり、いつもより100円多く買い物させることによって、店舗の売り上げを伸ばそうという思惑があるのです。

Photo credit: jfeuchter via...
Photo credit: jfeuchter via Visualhunt.com / CC BY

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