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ライドシェアの時代

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あなたが雨の日に車を運転している時、バス停で傘もなく、ひとりたたずむ女性を見かけたとします。「お乗りになりますか?」と声をかけても怪しい奴だと思われるのが関の山。いや、それ以上に警察は「知らない人についていかないように」と教育しています。つまり、バスのように不便で時間もかかり、お金もとるものなのに人々は「安全、安心」なものとして利用します。

一方、カナダでちょっと郊外に行くと相変わらず、ヒッチハイカーを見かけます。初めて北米に来た頃には「大丈夫なのかな?」と思ったりしたのですが、案外、乗せる人は優しく、一人で長距離運転するのは飽きる、という方もいらっしゃってそれなりに機能してきたと言えるでしょう。

ウーバーのようなライドシェアは「運転する人は怪しい人ではない」という前提を作ったという点で極めて優れたビジネスモデルだといえるでしょう。日本では役所と業界の意向があり、解禁されることは当面なさそうな気配ですが、ここBC州では解禁の兆しが見えてきています。

ライドシェアはアメリカでは80年代には普通にありました。郊外に住む近所の人たちの通勤先がダウンタウンなど同じ方向ならば数人が1台の車に相乗りし、月曜は誰、火曜は誰、といった具合に順番で運転手と自動車を回す仕組みになっていました。

これならばガソリン代も車の損料、駐車料もぐっと抑えられ、街の交通渋滞の緩和にも役立ちます。その後、高速道路にはライドシェアレーンが出来たりして、ライドシェアの発想はどんどん進化していきました。

高速道路を通過する無数の車を移動手段のインフラだと考えれば確かに空っぽの後部座席よりも誰か乗せたほうが効率的に決まっています。いかにもアメリカらしい発想であります。

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