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【アマゾン】、ホールフーズ買収完了!食品値下げより怖いチェーンストア理論の陳腐化?

170829ホールフーズ
■ネット通販最大手のアマゾンは24日、ホールフーズ・マーケットの買収手続き完了に伴い、生鮮品などを中心にホールフーズの人気商品を値下げすることを発表した。年会費99ドルのアマゾン・プライム会員にホールフーズのリワード・プログラムの特典を追加する。またアマゾン・ロッカーの設置や、返品対応を含むピックアップ拠点としてホールフーズの店舗を活用することを明らかにした。

一方でアマゾンは自社サイトを通じてホールフーズのプライベートブランドなどの販売にも乗り出す。商品の値下げは28日から約460店となる全店で開始。バナナや卵など日常的によく購入されるステープル商品を中心に最大40%値引かれた他、ニューヨークにある一部の店舗ではアマゾンの音声アシスタントAI端末「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」と「エコー・ドット(Echo Dot)」の販売も開始した。アマゾンは今年6月、137億ドル(約1.5兆円)でホールフーズ買収を発表。今月23日にはホールフーズの株主総会でアマゾンの買収提案が承認され、連邦取引委員会(FTC)も買収承認を発表していた。

 ホールフーズ・マーケットが先月発表した第3四半期(4月〜6月期)決算では既存店ベースが前年を下回り、8四半期連続でマイナスとなった。売上高は37.3億ドルと前年同期比0.6%の増加。純利益は1.06億ドルとなり、前年の1.20億ドルから11.7%減と二桁の減少となった。粗利益率は値下げなどの販促により前年同期の34.7%から34.0%と0.7ポイント減少した。一方、一般販売管理費率は28.8%と前年同期から0.3ポイント増加したことで、営業利益率は4.8%となり前年同期の5.6%から0.8ポイントも減少した。既存店・売上高前年同期比は1.9%の減少だった。既存店ベースは2015年の第4四半期から8四半期連続して前年を下回っている。ホールフーズは現在、アメリカを中心にイギリスとカナダを含め465店舗を展開している。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ここ3日間、当ブログでロサンゼルスの視察先の提案をしていましたが、後藤はLAから4,000キロ離れたニューヨーク・マンハッタンにいました(笑)。23日にオープンしたスチューレオナードの新店やウェグマンズのニュージャージー州最新店のフィールド・リサーチに東部に行っていました。某企業へのコンサルティング・セミナーもあったのです。スチューレオナード等、新店については当ブログで画像などを共有したいと思います。

コンサルティング・セミナーではモバイル・オーダー&ペイやウォルマート・アプリのワークショップをクライアントに行ってもらった他、ウェグマンズのグローサラント「バーガーバー」やアマゾン・ブックスでエコーなどもご覧になっていただきました。アマゾン・ブックスはホールフーズもある「ザ・ショップス・アット・コロンバス・サークル」で視察しました。ここで参加者から俄然、注目を集めていたのはアマゾン・エコーでした。

⇒アマゾン・ブックスでは、デモンストレーションに置いてあるエコーは使い放題です。で、7月に発売されたばかりのタッチスクリーン付き音声アシスタントAI端末のエコーショーに後藤が「アレクサ、マイケル・ジャクソンのアルバムを表示して!(Alexa, show me the albums by Michael Jackson)」に「アレクサ、『スリラー』をかけて!(Alexa, play the Thriller)」で軽快なリズムに「ワナビー、スターティン、サ〜ムシン♪」と流れてくるのです。

さらに「アレクサ、止めて!(Alexa, stop it)」で音楽が止まります。後藤がアクレサに「モーツアルトをかけて」「ニュースを見せて」「時間・天気は?」「今日のセールは?」など英語で矢継ぎ早に指示していきます。これで参加者は「凄い!」と感動です。一言で言うと、カッコいい。実にスマートに見えるのです。(アマゾン・エコーは日本でも使えるとの未確認情報もあり)後藤が実演販売をすれば、音声アシスタントAI端末は飛ぶように売れます(笑)。

⇒コンサルタントなので実演販売は自重します。が、エコーを使ったコンサルティング・ワークショップの本番は「エコーが、サザエさんに登場する『三河屋サブちゃん』になる時」を考えてもらうことです。フネやサザエさんがお酒やお醤油、お味噌をサブちゃんに頼むように、エコーを通じて音声で食品などをネット注文できる未来です。後藤の問いかけにクライアントの表情は硬くなります。近い将来、生活の中にアマゾンが恐ろしい勢いで入ってくることを容易に想像できるからです。「チェーンストア展開による暮らしの豊かさや楽しさの実現」を追求してきた経営者にとっては、かなりのショックとなります。

アマゾンの本屋での実演で、自分たちが長年信じてきたチェーンストア理論がひっくり返されるとは想像もできませんから、なおさらです(笑)。アマゾン・エコーがバカ売れし、AIスキルが増え、ホールフーズの買収が完了した今、日本の小売り経営者は来るべき地殻変動に、文字通りこれまでとは異なる考えで向き合わなければならないのです。

アマゾンがホールフーズでどんな未来を仕掛けてくるか?後藤と一緒に勉強しましょう!

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