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マスコミの戦国時代

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ごく最近、産経の電子版で読まれた記事トップに輝いたのが「『とにかく安倍をたたけ』の大号令、 新聞業界の『不都合な真実』」であります。記事の内容は毎日や朝日新聞が安倍首相を叩くことなら何でもするという社内の雰囲気があるという業界暴露記事であります。

産経はこれとは別に東京新聞の望月衣塑子記者の批判記事もしばしば掲載しています。菅官房長官の記者会見でしつこく迫る姿には賛否両論で「週刊金曜日」「アエラ」など左系雑誌が氏の姿勢に賞賛しており、事態を煽っています。

かつて、記者会見が「荒れる」ことはありませんでした。マスコミの自制が効かなくなったのはトランプ大統領とマスコミとの戦いが直接的引き金になった可能性は高いでしょう。それ以上にマスコミそのものの生き残り大戦争が起きていると言えます。また「週刊文春」がマスコミのあり方の次元を変えたきっかけとなった点も見逃せません。

日本の大新聞は一般紙と称され思想の色はあっても差は比較的少なかったのが歴史であります。理由は新聞購読者を取り込むためには「思想色」が邪魔になったからです。石鹸やティッシュペーパーを抱えた新聞のセールスが玄関口で「お宅のような記事を書く新聞は購読できないね」と門前払いを食らうと新聞の営業部が編集部に「どうにかしろ!」と社内戦争を仕掛け、結局中和的なトーンになるというのが歴史でした。毎日新聞出身の山崎豊子氏著「運命の人」の小説かそのドラマにもそれが表現されているシーンがあったはずです。

産経新聞はかつて経営不振でその打開のために「主婦が喜ぶカラー刷りの夕刊」を売りにしていました。そのカラー刷りの記事とは今夜の料理がテーマで、実に平和な時代だったとも言えましょう。

ところがネット主流になると紙媒体の新聞を購読する層が極端に減ってきます。このままでは20年後に何社紙媒体を発行し続けられるか、という状態でしょう。その点で例えば東京新聞の望月記者の行動は同新聞のマーケティングには極めて大きな効果があり、それこそ、年末には立派な賞与が支払われるのではないでしょうか?

さらに過激なのは無名のネットメディアが数多く立ち上がりそこの記事がヤフーなどに掲載される状況になっています。また、その先を行くのは字を読むのが苦手になった現代人のために動画ニュースを発信するメディアまで登場です。

スマホではソフトをダウンロードすればニュース情報がどんどん入ってきます。エレベーターや電車を待つ数十秒から数分の間に読めるその情報はある意味、マインドコントロールされやすい要素があります。「ニュースピック」ではあるニュースを開くと有名人のコメントがぱっと同時にみられます。そこに堀江貴文氏がよくコメントを入れているのですが、例えば「彼がコメを入れているニュースなら読もうか」という仕組みになっているのです。

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