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  • L.star

想像してごらん?日曜日以外に選挙があることを。

ちょっとご無沙汰になってしまった。本当はいくつか没になったエントリがあるので書いてないわけではないんだけど、今回は最近気づいたちょっとした小ネタを。

去る3月3日、オランダでは市議会選挙があって、現連立与党のトップであるキリスト教民主同盟が惨敗するなど、大きな変化があった。そして崩壊した政権再編のための議会選挙が来る6月9日にある。結果や情勢はさておき、どっちも水曜日であることは実に興味深い。国によっては選挙日はわざわざ休日になったりさえする。ご存じの通り、日本は日曜日と決まっている。

選挙権はないのでしたわけじゃないのだが、これはなかなか斬新な経験であった。L.starを含む日本人にとって選挙は「一般人の仕事のない」日曜日にするのが当然である。しかし選挙管理人なども仕事なのだから、彼らとてわざわざ休みに労働しなければいけないわけだ。一部の観光地などや職種によって例外は多いが「日曜日は休み」が原則のキリスト教国では、なるほど日曜日にやらないのも当然である。

日本が投票日を日曜日にしているのは無意識に「選挙より仕事が大切」と思っているから、というのはうがちすぎだろうか。しかしわざわざ自分の休みを削ってまで投票しろ、というのであれば、そりゃ投票率も下がる、とも思うのである。もちろん公職選挙法の改正などを筆頭として、選挙の改革しなければならないことは山積みであり、こんなのは氷山の一角に過ぎない。しかし、こんな一見当たり前のところにも考えるべきことはあるのではないだろうか。

選挙は苦労しがいがあるはずだという正論はある。しかし馬鹿な計算をするなら、有権者(約1億人)のうち50%が投票するとし、かれらの 手間を平均5分削減すればそれは二億五千万人分であり、約5700人月に なる。仮にこれだけ時間を削減できるとして、国民に浪費させる根拠になるほどの正論だろうか。正論に対して本音を言うなら、誰だって楽したいのである。それじゃあ、せっかくの休みは個人のためにとっておいて、選挙は平日に実施しようじゃないですか。それに正論で対抗するなら、もちろん個人の仕事よりも、国政のほうが大事ですよね?

だからちょっと想像してみてはどうだろうか。日曜日以外に選挙がある日本を。もしも出勤のついでに駅で、あるいは会社で、主婦の方々 向けに はショッピングセンターの一角で投票できたら、ずいぶんと投票が楽になって投票率も上がるのではないだろうか。個人的には、他にもいろいろと投票の手間暇 を削減できそうなアイデアが出てくると思うのだが。

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