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面倒くさくなった消費

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過激なタイトルですみません。私、最近、おいしいものを食べに行くという気力がないんです。普段ちゃっちゃと済ませるところが5-6軒、飲み屋は片手ほどある店のどれか、客が来たときのセレクションは和洋中一通り全部頭にリストがあって、大体そこで納めます。選択肢の基本は近いところ。わざわざタクシーに乗って行く気はないです。

逆に誘われると「いったことのないところに連れて行ってほしい」と懇願し、いろいろ探索させていただくのですが、ものすごく気に入ってその店に通うようになることもまずありません。

それはお前がグルメだからではないだろう、とおっしゃるかもしれません。それも当たっているのでしょうが、そこまで考えるほど暇じゃない、ということだろうと思います。大体、日本の経営者も多くは自分がホストの時や、身内で行くときは同じ店に行っているはずです。その手持ちリストの数が5軒か50軒かの違いはあるにせよ、です。

買い物はどうでしょうか?かつてはコストコのカードを持っていたのですが、あそこは便利でした。基本的に商品一つに一つのブランドという方針があります。コストコで厳選して選び、かつ、価格交渉をしてお値打ちにしています。絶対的に安いわけではないものもありますが、買って失敗したという気にはさせません。この場合、迷いようがないので買い物がサクサク終わるのです。

一方、一般的なスーパーに行くと時々面倒くさくなります。乳製品やパン、お菓子のコーナーなどよくもこれだけ似たような商品を集めたな、という感じで結局、素通りしてしまうのです。欲しいものが目に入らないと言いましょうか?こちらにある中華系のスーパーで中華料理のソースを買おうものなら何十種類とある各種メーカーの各種サイズの様々なソースから選べというわけです。そんなの、私は出来ません。

日本に行くと書店によく行くのですが、池袋は書店のメッカとしては日本一だと思います。巨大店から個性豊かな店まで並びます。その中でかつては某巨大店によく通っていたのですが、最近、本が見つけられないのです。何故か、と言えば例えば文庫の平積みがいつ行っても同じ本なのです。文庫の選び方は人それぞれですが狙い撃ちを別とすると平積みでその店の魅力を出すのは基本中の基本です。ところが蔵書で誇るこの店は完全に図書館状態で買わせる力が最近劣ってきています。

一方、某デパートに入居する書店は規模は大したことがないのですが、欲しくなる本が必ず見つかるのです。書店内を歩いていると「浮き上がってくる」という表現がよいのでしょうか、思わず手に取りたくなる本があちらこちらにちりばめられているのです。この店は平積みをいつも取り換えています。なので、行くたびに全く新しいシーンと巡り合えるのです。本選びってそんなものでしょう。

つまり、なるべくなら欲しくなるものが浮き上がってくるようにしてもらいたいし、そうでなければいつもと同じものを注文する、ということです。

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