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AI都知事?による「都政の完全ブラックボックス化」完成

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昨日の都知事定例会見における、小池百合子都知事の「AI発言」が波紋を呼んでいます。

小池都知事が決定した「豊洲・築地併存方針」について、検討記録が残っていないということが毎日新聞の情報公開請求で明らかになったが、情報公開という方針に反するのではないか、という質問に対して、小池都知事が発言しました。

【小池知事定例会見録】豊洲移転基本方針「AI、人工知能、つまり私が決めた」 – 産経ニュース

「情報というか、文書が不存在であると、それはAIだからです。(中略)最後の決めはどうかというと、人工知能です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。回想録に残すことはできるかと思っておりますが、その最後の決定ということについては、文章としては残しておりません『政策判断』という、一言で言えばそういうことでございます」

…?!?!?

これをお読みの皆様、この説明は、納得できるものでしょうか??

最近のディープ・ラーニングに基づくAIは、確かに、開発者にもそのアウトプットの根拠を説明することができません。

例えばアルファ碁のアウトプットも、AI内部での膨大な試行錯誤の結果なので、着手の理由を説明することは開発者にも誰にもできませんし、AI自身も論理立ててそれを説明することができません。

しかし、政治がそれでいいのでしょうか?

政治は「意思のみ」ですべてが決定できる点で、市場経済や民間企業とは決定的に異なります。

だからこそ「透明性」と「公平性」の確保が必須条件のはずであり、加計・森友問題が国政を揺るがしているのは、まさにこの「透明性」と「公平性」の欠如ゆえです。

これまでの都政と都議会を「ブラックボックス」だと言って批判し、都政の透明化を打ち出して当選した小池都知事ですが、この「AI発言」は、「自分の判断は誰にも説明できないブラックボックスである」と語っているに等しいのではないでしょうか。

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