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「北朝鮮は危険な冒険をやめるべし」

北朝鮮は次なるミサイル実験を事前に予告し、今月中旬にも米国領グアム沖へ向けて四発の弾道ミサイルを発射するとしています。加えてその際に我が国の三つの県の上空を通過するということも合わせて通告してきています。誠にもって容認すべからざる暴挙と言わなければなりません。

政府はただちに、陸上配備型のミサイル迎撃システムであるPAC3を関係県に配備し、洋上でのイージス艦による迎撃体勢と合わせて、万が一に備えて万全の対策を取ることとしたところです。

折しも国連安保理が全会一致で北朝鮮に対する新たな制裁決議を採択したばかり。先般のARFでも厳しい決議が採択されたばかりであるだけに、これらに対抗する姿勢を明らかにするための計画でありましょう。

しかし、仮に報道の通りにミサイルが米国領(近海)へ向けて発射されるとしたならば、今度ばかりは容易ならざる事態を招く恐れがあることを北朝鮮はよくよく自覚しなければなりません。

「売り言葉に買い言葉」と評されているように、たしかに、トランプ大統領の発言も穏便さを欠いたものではありますが、自国領へ向けて白昼堂々とミサイルが発射されるとなれば、どの国の指導者とて、これを看過するわけにはいかなくなるものと考えます。米国であればなおさらのことでしょう。

米国はこれまで戦略的に「レッドライン」を明確にしてきておりませんでしたし、だからこそ北朝鮮も計算づくの挑発行為をある意味で計画的に積み重ねてきているわけですが、今回予定されている北の行為は、自らレッドラインを敷いてそれを自ら踏み越えるということになりかねないと危惧されます。

北朝鮮のこれまでの類似の挑発行為は、つまるところ体勢維持のために米国と交渉したいがためのものでありましょう。「鷲」を目前で挑発するだけに止まるのであればいざ知らず、いよいよ攻撃を予感させるということになれば、体制崩壊に至る致命的な反撃を招く可能性があることを覚悟しなければなりません。

関係各国による外交努力が重ねられています。北朝鮮による極めて危険な冒険を断固阻止すべく、我が国政府も最大限の努力を重ねてもらいたいと強く切望しているところです。

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