記事

"サングラス"を禁止する甲子園の時代錯誤

1/3

世界保健機構(WHO)は「子どもは紫外線による健康被害を受けやすい」として、帽子や日焼け止め、サングラスの使用を呼びかけている。特に学校には「子どもを紫外線から守るうえで学校が担う役割は決定的に重要」と警鐘を鳴らす。

では日本の「部活動」の現状はどうだろうか。「子どもはサングラスなんかでカッコつけるな」と思っているとすれば、それは時代錯誤でしかない――。

■炎天下で帽子なしの部活動や運動会

いきなり私事になって恐縮だが、今年春に息子が都内の公立中学校に入ると同時に運動部に入部。夏休みも毎日のように部活動に精を出し、真っ黒に日焼けしている。

ここで気になる点がひとつ。学校側が紫外線や熱中症対策にあまり熱心ではないようなのだ。炎天下であれば、大人であれば帽子をかぶり、日焼け止めクリーム(サンスクリーン)を塗り、サングラスを掛けるだろう。ところが、息子は当初帽子もかぶらずに部活動に参加していたのである。

なぜか。息子は「誰もかぶっていないから」という理由を挙げた。帽子をかぶってはいけないルールはないけれども、帽子をかぶるように指導されてもいない――こんな感じだった。だからみんなと同じように帽子なしで練習していたのだ。

ここで6月の中学校運動会を思い出した。炎天下、生徒は帽子をかぶらずに校庭で汗を流していた。テントは本部や来賓席など一部にしか張られていなかったため、多くの生徒は待機中にも直射日光を浴びていた。不思議に思って何人かの学校関係者に聞いたところ、そろって「ハチマキをしているから」という答えが返ってきた。

帽子でさえこうなのだから、日焼け止めやサングラスとなるとずっとハードルが高くなる。熱中症対策にならないと思われているからだろうか。

あわせて読みたい

「部活動」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    加計と今治市の補助金巡る泥仕合

    田中龍作

  2. 2

    日大の加害者を賞賛する声に疑問

    赤木智弘

  3. 3

    安倍政権支持はマスコミにも責任

    小林よしのり

  4. 4

    内田樹氏「安倍政権は戦後最悪」

    『月刊日本』編集部

  5. 5

    日大 80億円守るため否定発言?

    PRESIDENT Online

  6. 6

    Chromeで迷惑ソフト発見する方法

    フォーブス ジャパン

  7. 7

    加計問題 総理の主張では不十分

    大串博志

  8. 8

    なぜ国民は安倍内閣支持するのか

    田原総一朗

  9. 9

    眞子さまの葛藤 マスコミ拒絶か

    NEWSポストセブン

  10. 10

    なぜ下品な人が出世しやすいのか

    PRESIDENT Online

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。