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あの週刊現代がとんでも医療の否定 流れが変わってきている

今週の週刊現代の記事:『医師たちが告発 がん「免疫療法」はインチキだ。』
なかなか思い切った記事です。

勝又先生をはじめ医療者の間でも話題になっています。あのとんでも医療批判の第1人者五本木クリニックの桑満先生も取り上げています。(あの週刊現代が「がんの免疫療法はインチキだ!!」で医師から大絶賛!!
>余命を告げられても6割治る
>3大治療法より、免疫・遺伝子・温熱療法の組み合わせ
まあ本当とんでも医療の説明が書かれています。
>最先端
>理想的
>あきらめない
この美辞麗句があると信じられないという提示もいいですね。

その中で
>こうしたクリニックの医師たちは一様に「優しい」
という文面は私も以前指摘した通りです。そう騙すために優しいんです。と同時に普通の医師が優しくない。寄り添う余裕がないという言葉を以前使いました。
>(免疫療法は)40年以上も経ったにもかかわらずいつまでも「研究段階」
>有名大学の医者を「買収」する
臨床研究に個別免疫治療を落とし込むのが難しいのは正直わかるんですが、やはりやらなきゃダメでしょう。その意味であの大手瀬田クリニックには少し期待していたんですが。

またスポンサーであった免疫治療クリニックを攻撃することがこの記事で始まったわけですが、あの瀬田クリニックの「寄附講座」問題まで取り上げだいぶ踏み込んでいます。悲しいかな大学病院の医師が民間免疫治療を紹介しているのは事実のようです。もう一つの政治家を使った特区狙いの話はさすがに出ていませんが、正直いい傾向だと思います。

なぜ週刊現代が今までの方針を変えこのような記事を取り上げたのか。 もちろん作者の片田直久さんやスマイリーの片木さんの力も影響されているのでしょが、おそらく次に出ている記事「あまりの悪質さに厚労省が動き始めた 小林麻央も頼った免疫療法クリニックに「治療停止命令」が出た」に週刊現代が舵を切った理由が見えます。そう厚労省が悪徳クリニックを攻めだしたと気づいたのでしょう。

無意味な治療、特に高額で騙す治療はいりません。どんどん悪徳なとんでも医療を排除しましょう。

ただそれこそエビデンスのあるオプジーボでも10%ぐらいしか反応しないがんも多いです。だからこそ1%未満に賭けたいという人間をどうするか。 正しい説明をすることで自由診療の範囲内に適正な民間療法を行うことを私は否定しません。矛盾と思われるかもしれませんが、人間の感情は綺麗に納得はできません。私たち医師は人間に対しているのです。

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