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民進党代表戦、新しい政界再編の動きを

民進党の蓮舫代表が、27日の臨時役員会で、代表を辞任する意向を表明し、党運営に行き詰まって、辞任しました。この時期の民進党は、誰が率いても難しい党運営を迫られたと思いますが、都議選惨敗、国籍問題(戸籍情報開示は、前例になりかねず、すべきではなかったと思います)、野田幹事長辞任、後任の幹事長人事の行きづまりなどが原因と言われています。

辞任を受けて、新しい代表を選ぶ代表選に、枝野幸男元官房長官(53)と前原誠司元外務大臣(55)が、立候補する意向を固めました。代表選は、8月21日告示、9月1日投開票で、党員・サポーターも参加する形で考えられている、と報じられています。

安倍政権の支持率が、これだけ下がっても、民進党は、その受け皿になり得ず、無党派層だけが増えています。都議選でも、都民ファーストに議席は集まり、惨敗でした。何とか、新しい受け皿を国政でも、と思っておいでの方が多いと思います。

民進党は、民主党時代から、バラバラでひとつの考え方にまとまりきらない、と言われてきました。今回の枝野氏、前原氏は、リベラルと保守の対決で、再編含みとも報じられています。私は、枝野さんも、前原さんも、一緒に政策を作ってきた仲間で、よく知っていますが、ともに論客で、これからの日本の政治を担っていく代表を選ぶ、本格的な代表選になると期待しています。

枝野さんは、リベラル派の議員グループを率いる赤松前衆院議長や菅直人元首相などに立候補の挨拶をし、前原さんは、野田幹事長や旧民社党系議員のグループを率いる高木元文科大臣などと会っている、と伝えられています。

私は、前原さんが、党内で調査会長としてまとめてきた社会保障より広い概念の、労働も含めた生活保障の考え方をもって、新しい動きの中核になってくれるよう応援しています。

蓮舫さんとの代表選でも、すべての人が可能な負担をすることですべての人の生活を保障する、All for Allという考えを打ち出していました。

正式名称「尊厳ある生活保障調査会」の中間報告では、次期衆院選公約の柱に据える経済・社会保障政策をまとめていて、秋の最終報告に向けて財源論なども含めた最終方向をまとめる方針でした。

それを先取りして、前原さんが考えている政策を骨太にぶつける代表選にすることで、安倍政権への対立軸がはっきりすると思います。これは、新しい受け皿となる塊の中核を作るチャンスだと思います。その際には、党名は民進党にこだわることなく、新しいものであってよいと考えています。

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