記事

室井佑月「頭がいい子の机の上はぐちゃぐちゃ」――「子どもの才能が伸びる片付け術」に疑問

子どもが夏休みに入り、家の中が散らかり放題でウンザリする人も多いことでしょう。筆者もその1人です。そんな悩めるご家庭のため、「週刊女性」が7月25日号で「子どもの才能が伸びるお片付け」を特集しました。

これを紹介した7月26日放送のバラエティー「バラいろダンディ」(TOKYO MX)の中で、コメンテーターの室井佑月さんが「この記事自体、嘘とは言わないけど、極端だと思う」と異を唱えました。(文:篠原みつき)。

「きれいに収納する子は成績そこそこ。真ん中より上くらい」

記事の概略はこうです。まず綺麗になった部屋でどんなことをしたいか子どもとイメージし、部屋のものをすべて出します。使うもの・使わないものをリズムよく分類し、使うものを「学校」や「塾」など用途に合わせて収納。これだけで、子どもの集中力や判断力が成長するとのこと。ちゃんとできれば、さぞかしスッキリ片付き勉強にも取り組み易くなるでしょう。

しかし室井さんは、息子さんが中学受験をして地方の中高一貫校に入寮しているため、頭のいい子を見る機会が多いのでしょう。

「私が知ってるすっごい頭がいい子、麻布中学に行くような学級委員長をやるような子の机の上は、ぐちゃぐちゃ」

とキッパリ。片付け術をほぼ否定していました。さらに息子さんの友人を例にとり、「きれいに収納する子は、(成績は)そこそこ。真ん中より上くらい。普通よりはいいんじゃないかって子が、すごいきれいにしてたりする」「だけど、寮の部屋でも頭がいい子の机周りは結構ぐちゃぐちゃ」と持論を展開しました。

つまり、本当に頭がいい子は片付けをしないということです。仕事となると、よく「机の上が汚い人は仕事ができない」などと言われますが、賢さと片付け上手は関係ないということになります。

ベテラン家庭教師も「できる子の家は意外と散らかっている」

これは単なる室井さんだけの経験談かと思いきや、意外とある話のようです。日経DUALの記事を読むと、ベテラン家庭教師が

「勉強ができるかどうかは、家を見れば何となく分かる」「できる子の家は意外と散らかっている」

と話していました。

母親が一生懸命片付けても、子どもの好奇心が勝ってモノが転がり出てしまう。図鑑やオセロや将棋などが手に届く範囲に置いてあるような家の子は、比較的勉強ができる子が多いといいます。

これは目からウロコでした。室井さんの言ったことは的外れではなかったのです。つまり、好奇心が旺盛で次々に何かに取り組むとか、好きなもの・必要なモノをすぐ近くに置いているような子の場合、「ぐちゃぐちゃ」になっても仕方がないということです。

しかし番組では、「ぐちゃぐちゃでバカもいますからね。それは気を付けなきゃいけない」とライムスター宇多丸さんが突っ込んでスタジオは大爆笑。それもその通りなので、ある程度片づけ術は実践したいところです。

ただ、わが子が散らかすのも好奇心の表れ…と思えれば、ぐちゃぐちゃに対して少しは大らかに構えられるかもしれません。

あわせて読みたい

「子育て」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    保育士を見下す堀江氏のさもしさ

    赤木智弘

  2. 2

    自公圧勝、改憲手続き進む可能性

    ロイター

  3. 3

    党名変え分裂繰り返す野党は不要

    かさこ

  4. 4

    自民党が圧勝 単独過半数の勢い

    BLOGOS編集部

  5. 5

    立憲健闘は反小池票集めただけか

    新井克弥

  6. 6

    元都民ファ議員 小池氏にエール

    上田令子(東京都議会議員江戸川区選出)

  7. 7

    枝野氏「ツイッター担当が優秀」

    キャリコネニュース

  8. 8

    このハゲー!豊田真由子氏が落選

    AbemaTIMES

  9. 9

    小池代表「非常に厳しい結果だ」

    ロイター

  10. 10

    2chの賠償金 ひろゆき氏が告白

    西村博之/ひろゆき

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。