記事

堀江貴文氏 儲け話のリスクを最小限に抑える工夫とは?

【リスクの見極めが肝心だ(『バカは最強の法則』より)】

【カネ儲けやビジネスにおけるリスク管理について解説する堀江貴文氏】

『多動力』に続き、最新刊『バカは最強の法則~まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」負けない働き方~』で、またしても大胆な提言を連発している堀江貴文氏。同書に記した「仕事や人生で負けないための法則」について、短期集中連載で特別解説! 3回目のテーマは、カネ儲けやビジネスにおけるリスク管理について。取るべきリスクと、取ってはいけないリスクの違いとは?

 * * *
 カネに悩んだり執着したりして、人生を棒に振る危険性を、100%回避できる方法が一つある。カネ儲けには一切、手を出さないことだ。

 カネ儲けが目当てで作る借金は、ケタが違う。貯金はすぐに底をつき、親類や知り合いにカネを借りまくっても、全然足りなくなる。失った分を取り戻そうとして、さらに別のカネ儲けに借金を投じ、またカネを失っていく。

 カネ儲け自体は悪いことではない。ただし、ちゃんとした知識と方法を学んでおかないと、失敗するリスクは高まる。

 とりわけ投資ビジネスは要注意。プロでもそう簡単には、うまくいかない。適切な準備をせずに、ラクにカネを殖やそうと挑めば、必ず手痛いしっぺ返しを食らう。詳しい知識がないのなら、「いい儲け話を聞いた!」くらいのノリで、金融商品を扱う投資ビジネスに手を出すのは避けるべきだ。

 どんないい話にも絶対にリスクがある。リスクがわかれば、必要な知識と情報が何なのかわかってくるし、危険が迫った時に最低限の対処法を速やかに取れる。

 カネ儲けだけでなく、通常のビジネスにおいても、リスク認識は必須だ。リスクが見えていれば、湯水のようにカネを奪われる事態は、ギリギリで回避できる。リスクゼロの儲け話など、どこにもないと心に留めておこう。

 私はプライベートでもビジネスでも、リスク管理は万全のつもりだ。リスクをゼロにすることはできないが、最小限に抑える工夫はできる。

 例えば、大金が動く業界のビジネスに関わっていると、裏社会の人間たちが、ちらほらと現れる。昔と違い、彼らはきちんとした身なりで、物腰も穏やか。名刺交換くらいでは、全く気づかない。彼らもカネ儲けのプロなので、一部では表社会のビジネスをうまく回している。起業家の中には清濁併せのむつもりで、相手が裏社会の人間とわかっていても、事業面で一緒に関わっている人もいる。

 だが、絶対に関わるべきではない。社会的にも身の安全面でも、リスクが大きすぎるからだ。

 私が他の起業家よりも、資金集めがうまかったり、多少は世間的に発言力を持てるようになったりしたのは、「裏社会とは絶対に関わらない」など、小さな決め事をいくつも守り、リスクを避ける工夫を不断に積み重ねているからだ。運や勢いだけで、やっているわけではない。

 世の成功者はみんな、人知れず勉強や工夫をしているのと同じぐらい、リスクヘッジに神経を尖らせている。よく言えば慎重、悪く言えば怖がり屋だ。だが、それでいい。大胆に動き出せる小心者は、取るべきリスクと取ってはいけないリスクの見極めができる。

 身に降りかかりそうな危険の回避と、リスクの向こうにあるチャンスを取りに行く勇気。この相反する決断を繰り返していけば、本当に「ヤバい」ものを嗅ぎわける嗅覚が身につくはずだ。

※堀江貴文・著/『バカは最強の法則~まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」負けない働き方~』より

あわせて読みたい

「堀江貴文」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    デリヘルに素人専門が増えた理由

    PRESIDENT Online

  2. 2

    斉藤由貴に私刑行う週刊誌に疑問

    篠田博之

  3. 3

    橋下氏 新党で延命する議員は害

    橋下徹

  4. 4

    消費税の使途変更めぐり解散表明

    BLOGOS編集部

  5. 5

    野田聖子氏の文春砲を扱わないTV

    小林よしのり

  6. 6

    共産と協力へ 前原氏は支離滅裂

    和田政宗

  7. 7

    正恩氏声明が「読めない」と話題

    ロイター

  8. 8

    核放棄で北に6兆円 報道の思惑

    NEWSポストセブン

  9. 9

    稲田氏守るべく地元は結束ムード

    NEWSポストセブン

  10. 10

    太平洋で水爆なら 大災害の恐れ

    ロイター

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。