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何処に行く、日本の政治と政党

閉会中審査で衆参両院の加計学園他のやり取りがとりあえず終わりました。この後、どこに行くのか、野党の方からは「これは何回でも、いや、証人喚問でも」という声もあるようですが、もうこれ以上はないのではないでしょうか。この件、もうそろそろ終わりだと思います。何故そう考えるのか、と言えば、この月曜、火曜が役者そろい踏みのクライマックスであたかもドラマの最終回のようなものだったと感じるからです。

日本の問題追及への意識は大体、最後に当事者が出てきて攻防があって終わります。好例が豊洲移転問題をめぐる石原元都知事他の百条委員会における証人喚問でした。あの後何かありましたでしょうか?一部の議員からああだ、こうだ、という発言がちらほらありましたが、その後、なんらアクションは起きていません。何故かといえばこれもマスコミが深く絡みます。「もう新味がない」につきます。森友の一件も籠池さんが国会に出てきてクライマックスでした。

パンドラの箱があるとすればその箱に何が入っているのか、それを知りたいのが外野の目線。それまでにああでもない、こうでもないと噂が先行し、評論家が好き勝手に放談し、マスコミはやれ、スクープだと大騒ぎします。ところが、そのパンドラの箱が開いてしまうと中身がどうであろうが、見えてしまうわけです。そこからの興味は急速に萎みます。これは断言します。人間の性なんだと思います。

勿論、加計学園のパンドラが開いたというのは語弊があるかもしれませんが、石原さんの証人喚問同様、箱は開けたけど、煙こそ出たもののそこには何もなかったという感じのように思えます。

よって、今日から目線は民進党と内閣改造に変わるのではないでしょうか?(希望的観測です。)

まず、民進党ですが、野田幹事長が都議選の責任を取ってお辞めになるようです。蓮舫党首が心の支えを失ったとき、どうするのか、相当厳しい立場に追い込まれると思います。次の幹事長を探さねばなりませんが、火中の栗を拾う人がいるでしょうか?岡田、安住、前原、枝野各氏あたりの名前が候補のようですが、どの方もお断りする気がします。保身を考えるからです。蓮舫氏と一蓮托生で燃えたくないと考えると思います。

となれば、民進党は内部溶解をする可能性はあります。解党という声も上がっているようですが、そこまでいかなくても分裂はあるかもしれません。分裂した場合、蓮舫氏が考える共産党との連携に前向きなグループと都民ファの国政進出の可能性を前提としたグループという構図でしょうか?

では自民党。こちらも簡単ではなさそうです。まず、人気が剥離した安倍政権が内閣改造で乗り切れるほど切り札があるのか、であります。革新的人事をすればリスクは高まります。そしてキーは石破さんなのでしょう。つい先日の調査でも次の首相候補として安倍首相を抜いたようです。理由は一連の問題に距離を置き、批判的態度だったと考えています。

結局、自民も民進も内部問題が大きく、一番笑っているのが公明党や共産党のように一枚岩になっている政党です。決してトップは取れないけれどいぶし銀のような輝きを持っているとも言えます。

では政治に無関心になり、無党派ばかりが伸びていくこの現状をどうするのか、ですが、私ならオリンピックと暮らしの二本立てテーマを考えます。オリンピックは子供たちに夢と希望を、そして暮らしは現実を、です。

なぜ、経済を外したかといえば今日の経済状況をみるとアメリカ同様、今の企業は効率と成長を目指して勝手に動くので政府が打ち出す奇妙な対策をしなくてもいいと考えています。むしろ政府は企業のリクエストを補佐するぐらいの方が良い気がします。

オリンピックに関しては私ならオリンピックの競技ばかりではなく、音楽、芸術から学問五輪やそれこそクイズ五輪、ストリートパフォーマーの五輪でもいい、とにかく、イベントを打ち出してもっとオリンピックのすそ野を広げてあげることが大事だと思います。これぞビジネスなんです。

暮らしは高齢者のことも分かりますが、ここは敢えて勤労者層の暮らしに発想の転換を図るような知恵を出せればと思います。仕事以外におもしろいことを見つけられる環境を作ってあげることじゃないでしょうか?

政治家は政党という枠組みの中で派閥があり、サル山の大将の争いを常にやっています。政治家のベクトルは外に向かねばならないのに保身の内向きベクトルです。そんな内向きの力関係故、国民にそっぽを向かれるのだと自民も民進も気が付いてもらいたいと思います。

では今日はこのぐらいで。

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