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「容疑者」が「被害者」に変質するめちゃくちゃな蓮舫最低会見

 民進党の蓮舫代表は18日17時から会見を行い、戸籍の一部を含む関連資料を公開、自身の国籍をめぐる問題を説明いたしました。

(関連記事)

民進党

蓮舫代表記者会見・冒頭発言(要旨)

http://blogos.com/article/235291/

 さて、この会見、ご本人の事前の説明の通り、戸籍の一部を含む関連資料の公開と、二転三転したご本人の過去の説明に対する「謝罪」の会見でありました。

 蓮舫氏は「私の記憶によって説明があやふやになってしまったこと 申し訳ありません」と謝罪いたします。

 1985年の改正国籍法施行によって、私は17歳の時に届出て日本国籍を取得しました。あわせて、台湾籍放棄の手続きを父が完遂してくれたものと理解したまま、昨年の指摘まで、台湾籍を持っていると思った事もありませんでした。昨夏、報道の指摘をふまえて台湾当局に確認をしたところ、私の台湾籍が残っている事が判明しました。当時、私の記憶によって説明があやふやになってしまったこと 申し訳ありません。17歳で日本国籍を取得して以降、旧国籍法、改正国籍法の中身、私のとった経過措置について、戸籍法に関し私が強く学び、確認、行動をとらなかったことを深く反省しています。自分の不確かな記憶で説明をしてしまったことも謝罪します。

 がしかし、謝罪はここまで。

 会見の後半では、ただの「一人の政治家の二重国籍という事実の隠蔽疑惑問題」が、いつのまにか、「深刻な差別問題」に変質・一般化、論点のすり替えが起こります。

 自らの国籍について有権者をさんざんごまかし謝罪会見に追い込まれた、”容疑者”的存在の政治家が、いつのまにか、人種や性別、社会的身分などで差別されてしまうマイノリティ”被害者”的存在に変質していくのです。

 蓮舫氏は、会見後半、堂々と「戸籍というプライバシーを守る権利を堂々と主張できる社会を実現していきたい」、「こうした開示は私で最後にしたい」と訴えています。

 今回、選択宣言の日付を公開し、台湾籍が残っていないことをお伝えしましたが、こうした開示は私で最後にしたいと強く思います。

 全て国民は法の下に平等です。人種や性別、社会的身分などで差別されてはいけない。親や本人の国籍、髪や肌の色や名前や出自など、日本人と違うことを見つけ、違わないということを戸籍で示せと強要することがない社会を。多様性の象徴でもある私が自らの経験をもって、差別を助長することのない社会を、多様性を認め合う共生社会を民進党代表として創っていきたいと強く思います。

 今回の経験を、民進党が綱領で掲げた共生社会、多様性の重視の実現に向けた糧としたいと思います。あらゆる人が戸籍というプライバシーを守る権利を堂々と主張できる社会を実現していきたいと思います。

 ・・・

 蓮舫氏。

 最低の会見です。

 政治家にあるまじき詭弁に満ちた愚かな会見なのであります。

 自らの国籍問題で有権者を長らく混乱させてきた「容疑者」としてのいたらない側面を認め公に謝罪しているただの政治家が、なぜに差別を受けた「被害者」として、マイノリティの「戸籍というプライバシーを守る権利を堂々と主張」するのか。

 本件は一人の政治家の「嘘つき疑惑」なだけです。

 「嘘つき」と疑われて謝罪会見しているおそまつな政治家が、よりによってその謝罪会見で、普遍的な排外主義・マイノリティ差別問題に問題を変質させ拡散させ「こうした開示は私で最後にしたい」と言い放つわけです。

 「容疑者」的存在が「被害者」的存在にいつのまにか変質する、めちゃくちゃな論理です。

 本件は排外主義でも差別でも何でもありません。

 ルーツや差別の話なんか誰もしていません。

 野党第一党の党首が、有権者に正直だったのかどうかが問われているのです。

 有権者に真摯に対峙してきたか、公選法及び国籍法に違反していなかったのかどうか、合法だったのか違法だったのか、それだけの話です。

 「容疑者」が「被害者」に変質するめちゃくちゃな蓮舫最低会見なのであります。

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