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二重国籍問題で過熱する日本社会 蓮舫代表会見で記者らが投げかけた質問

 「非寛容な日本社会を嫌いになっていないか」「戸籍公表までする必要があるのか」。民進党の蓮舫代表が自身の「二重国籍」問題について戸籍資料を一部公表した18日の会見。記者からは蓮舫氏や民進党に対し、さまざまな質問が投げかけられた。

【画像】蓮舫代表が会見「台湾籍ない」二重国籍状態には確認すべきだったと反省

「それは愚問です。次の世代のためにいい日本を残したいと政治家になった。迷うことなくわが国の国益を考える」

 会見冒頭から表情に硬さの見えた蓮舫氏。ひときわ語気を強めたのはこの回答のときだった。質疑応答で記者から「首相になる可能性がある中で」という前提で、例えば南シナ海で海自の護衛艦と台湾船がぶつかった場合などの対応に「少し疑念が生じるかもしれないが」と問われた場面だ。

 今回の蓮舫氏の戸籍公表については、民進党内をはじめ識者らからも賛否が分かれている。この日の記者の質問でも、二重国籍の問題が報道やネット上で過熱する日本の状況に疑問を呈する声があった。

 会見に先立ち行われたブリーフィングでは、「時の政府に高度な説明責任を求める立場上、開示に踏み切った」などとする民進党側の説明に対して、海外通信社の記者が「説明責任の次元が違うのではないか。なぜここまでやる必要があるのか」とただした。

 午後5時からの蓮舫氏自身による会見でも、「二つの祖国を持つことはよくあること。一連の報道を含めた日本社会の非寛容で日本を嫌いになっていないか」との記者の問いかけがあった。「大好きですよ」と笑って答えた蓮舫氏は、台湾人である父について、17歳の日本国籍取得の際、「これで選挙権が得られる。納税だけではなくて、この立場は尊いと言われた記憶がある。(当時の法律で)20歳になって、すべての選挙に行っている」と思い出を語った。

 別の記者からは「ダブルパスポートの国は世界にざらにある。これが問題になる日本はどう思うか」と問われた。それに対しては「現行法では『二重国籍』は(国籍を)選択する制度になっている。いまの日本では守るべき」と反省を口にした上で、新生児の53人に1人の割合で父母どちらかが外国人である現状(2015年厚労省の人口動態調査)を指摘し、「人・モノ・カネが国境を超える国際化の時代に、今の法律が合わないのであれば改正しないといけない。民進党としてはその先陣を切りたい」と意欲を語った。

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