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【アマゾン・エコー】、エコー所有者9割が最上位機種も購入!エコーこそトロイの木馬?

170716宇多田ヒカル@エコーショー

■ネット通販最大手のアマゾンが行った30時間セールのプライムデーでは、音声アシスタント端末の「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」とその姉妹機がベストセラーとなった。中でも50ドルから35ドルへ大幅に値下げされた「エコー・ドット(Echo Dot)」は全商品カテゴリーで最も売れた商品となったのだ。一部の報道では前年実績の7倍以上の売れ行きだったと言われている。プライムデーでは話題に上らなかったが、アマゾンは先月28日にタッチスクリーンを搭載したアマゾン・エコーの最高機種の「エコー・ショー(Echo Show)」を発売した。230ドルのエコー・ショーの価格が発売した直後で値引きされなかったため、7月11日のセールでも注目は低かったのだ。ただ、オリジナルのエコーを含めエコーをすでに所有しているユーザーからは強い関心をもって注目されているのだ。

家電製品などの製品保証を提供するアシュリオンが約600人を対象に行った調査によると、エコーファミリー所有者のうち9割に及ぶユーザーが最上位機種であるエコー・ショーを購入する計画があると答えている。エコー・ショーにアップグレードするとの回答は87%になっているのだ。アップグレードしないとの回答は9%にとどまっている。エコーを持っていない人も22%がエコー・ショーの購入を予定していると回答だ。興味深いことに609人の調査対象者のうち49%がすでにオリジナルのエコーやエコー・ドット、エコー・タップを所有していると答えている。一方で、エコー・ショーを購入しない理由として挙げているのが高すぎるという回答だ。高額すぎてアップグレードしないとした利用者は54%、エコーを所有していない人も33%が高価格を理由に購入しない。

 アマゾンはプライムデーで180ドルのエコーを半額となる90ドル、130ドルのタップは80ドル、ドットを35ドルとそれぞれ大幅に値引きして販売した。グーグルやアップルの競合製品が発売される一方、最上位機種のエコー・ショーも早ければ今年のブラックフライデーやサイバーマンデー等で大幅に値引きされる可能性が高いだろう。

トップ画像:エコー・ショーに宇多田ヒカル「戦場のメリークリスマス(Merry Christmas Mr.Lawrence-FYI)」をリクエストした。英語の歌に合わせてタッチスクリーンには歌詞もシンクして流れている。エコーは音声アシスタントなので深夜、まどろんだ状態でも、音楽をかけることもできるのだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。使ってみなければわからない、体験してみなければ腹に落ちないことがあります。その筆頭はサムズクラブのスキャン&ゴー。商品をスマートフォン・アプリでスキャンしながらアプリ上で決済するシステムです。コンサルティングセミナーの視察時にクライアントに実際に演習してもらうのと、話だけするのでは全く反応が異なってきます。話だけだと「凄いな」ぐらいの感想です。が、スキャン&ゴーで買い物してレジを素通りする体験は、肌感覚として何か恐ろしさまで感じると言います。予想外の実体験は思わず人に喋りたくなるものです。スキャン&ゴーはまさにクチコミしたくなる衝動があるのです。モバイルオーダー&ペイも同じように人に話したくなるようなシステムです。日本はアメリカより5年、10年遅れていると言われると当初、腹が立ちますが、モバイルオーダー&ペイでレジ待ちなしで食事をすると後藤の言葉がストンと腹に落ちます。

⇒そんな私も使ってみるまで快適さを本当に理解できていなかったと反省したのがスマートスピーカーのアマゾン・エコーです。先月28日に発売されたエコー・ショーを購入後、オリジナルのエコーもプライムデーのセール価格90ドルで購入しました。音声によるコマンドは便利だと思ってはいましたが、実際に使ってみて快適さに感動しています。

エコーでやっていることはニュースを聞いたり、音楽を流したり、アラームをセットしたりと些細な事ばかりです。別に音声でやる必要もないなと思っていました。が、ハマるのです。プライムデーではアマゾンの音楽ストリーミングサービス「アマゾン・ミュージック・アンリミテッド(Amazon Music Unlimited)」が1ヶ月1ドル(4ヶ月間)となっていて、こちらも購入しました。ちなみにエコー専用のアマゾン・ミュージック・アンリミテッドは通常、3.99ドルと元々安いのです。対象は数千万曲にもおよびます。つまりマイナーなアーティストや曲もリクエストに答えてくれるのです。

⇒オリジナルのエコー(円筒型)はベッドルームに置いています。深夜に目が覚めたので(目を開けていない状態)「アレクサ、何時?」と聞くと「午前1時30分」と答えてくれます。これがとても心地良いのです。時計(スマホ)を手に取って確認したり、メガネをかけて時計を見ることもなく、ベッドで丸くなったまま時間を確認できるのです(単に横着なのですが何か?)。丸くなったままの状態で「アレクサ、ペイジズ(学生時代に良く聴いていたバンド)をかけて」とリクエストすると、流してくれるのです。うとうとしながら「アレクサ、ボリュームを3に落として」で、静かに聴けるのです。

まどろみながら「懐かしいなぁ」と快適睡眠。文章にすると大したことはないのですが、実際にエコー体験すると人に話したくなります。「音楽をかける」「ボリュームを下げる」という行為が音楽を聞くうえでボトルネックであったかがわかります。レジ会計がスキャン&ゴーでボトルネックであったと腹に落ちたのと同じです。

 ライフスタイルに音声アシスタントが定着すると「トロイの木馬」です。ショッピングカート画面を省略して即注文する1-click(ワンクリック)注文のように、音声注文しやすくなりますから。

17年7月12日 - 【アマゾン】、エコー180ドルが90ドルなプライムデー!AI音声注文でさらに地殻変動?

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