記事

なぜ個人投機家は間違いが多いのか?-- 知人トレーダーに聞いてみた

今回も、個人投機家には痛い展開となっています。昨日のブログにこれを載せました。


赤で囲った部分で分かるように、Daily FXによると、個人投機家の81%がS&P500指数の空売りです。正に、大多数が下げに期待している訳ですが、個人投機家には「逆指標」という別名もあります。


上はS&P500指数の日足チャートです。マーケット終了まであと45分ほど残っていますが、S&P500指数はブレイクアウト、個人投機家たちの期待を大きく裏切る展開となっています。「個人投機家=逆指標」がまた証明されてしまった訳ですが、なぜ個人は頻繁に間違ってしまうのでしょうか?知人トレーダーに質問したところ、こう回答してきました。
個人投機家が逆指標となってしまったのは、個人であるということに大きな問題がある。要するに、個人投機家は一人なのだ。ヘッジファンドやミューチュアル・ファンドは多数の頭脳が集まった集団だ。だから、たった一人の意見で売買が決定されることなく、十分な分析が終わった後に売買が執行される。
しかし、個人投機家の場合は、全ての分析を自分一人でして、どれを売買するかを自分一人で決める。このやり方だと、どうしても独断や偏見が入ってしまう。たとえば、「マーケットが強いのは確かだが、こんな割高な株を買うことはできない。ここでは、やはり割高なものを空売ることが正解だ」、とごく一般的なありきたりな判断をしてしまう。
そして更に悪いことは、個人投機家が空売りをすると決めてしまうと、自分の意見を支持する情報だけを集めてしまう。これは買いにも言える。いったん買いだと決めてしまうと、個人投機家たちは買いの正しさを肯定する情報だけを集めるのだ。
なるほど、たしかにそうですね。

資金が少ないことも、個人に間違いが多くなる原因の一つです。少ない資金を早く大きく増やすためには、どうしても一か八かのギャンブル的な売買が多くなります。当たれば大きいですが、一発を狙う極めて投機性の高いやり方ですから、それが成功する確率はかなり低いものになります。

まだ他にも原因は多々あると思いますが、投機家として成功するには長い時間がかかるのも問題です。とにかく、1年や2年やっただけでは上手く利益を上げることは無理ですから、失敗を繰り返しながら勉強していくしかありません。とにかく、逆指標とバカにされなくなるためにはプロになるしかありません。

あわせて読みたい

「投資」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    自民党議員が女将とタワマン不倫

    NEWSポストセブン

  2. 2

    加計問題 職員の反対意見が続出

    文春オンライン

  3. 3

    それでも蓮舫氏に頼る民進に疑問

    早川忠孝

  4. 4

    稲田氏PKO日報隠蔽 報道は的外れ

    河野太郎

  5. 5

    都庁で「ラジオ体操」職員に同情

    キャリコネニュース

  6. 6

    死後45年ブルース・リー死の真相

    渡邉裕二

  7. 7

    AI時代に全く危機感ない日本人

    永江一石

  8. 8

    加計問題が示した霞が関の劣化

    WEDGE Infinity

  9. 9

    「弱さを見せない」蓮舫氏の弱点

    THE PAGE

  10. 10

    蓮舫氏の問題は自己矛盾にある

    おときた駿(東京都議会議員/北区選出)

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDまたはYahoo!IDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。