「NNNが7~9日に行った世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比7.9ポイント下落して31.9%となり、2012年12月の第2次安倍政権発足以来、最低を更新した。一方、「支持しない」は前月比7.4ポイント増え49.2%に上っている」(9日付日テレNEWS24)まさに「つるべ落とし」。安倍政権に好意的な読売新聞系の世論調査だけに衝撃的。
「都民ファーストの会」が次の衆議院選挙で全国に候補者を立てることについては、「期待しない」が55.2%、「期待する」が26.6%となっている」(同)
過半数の有権者が国政進出に期待しない「都民ファーストの会」に大敗したというのも衝撃的。
過半数の有権者が「都民ファーストの会」の国政進出に期待をしないのは、民進党を中心に「都民ファーストの会」の風に乗って当選することだけを目論む元職、前職を含む議員が続出することを察知しているからだろう。
野党議員や候補者たちは尤もらしく「政界再編」と叫んでも、有権者の多くはその実態が「クラス替え」であることに気付いている。
「ほかの内閣よりよさそう」と思える内閣がなくなったなかで、有権者はどのような選択をするのだろうか。
まずは自民党が「安倍総理よりはよさそう」な総理候補を出すのが現実的。その筆頭候補にあがってくるはやはり石破元幹事長か。閣外に出た判断が報われる時が近づいているようだ。