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尾木ママの視点「藤井聡太四段ら、10代が活躍する理由」


イラスト 中村紋子

 藤井聡太四段(一四)が公式戦連勝記録を更新! 空前絶後、天井知らずなどと大注目を集めているわネ。

 将棋以外に目を向けても、史上最年少で世界卓球選手権八強になった張本智和選手(一四)、パワフルな両手投げで昨年国体のボウリング少年男子個人で優勝した畑秀明選手(一五)など、各分野で十代半ばの選手たちが目覚しい活躍を見せている。彼らの強さの秘密は何なのかしら?

 やはり、彼ら二十一世紀生まれは生まれた時からネット環境が整っていた、ということがひとつ言えるわよね。「ゆとり世代」の良さは学校のカリキュラムの余裕から生まれた。それに続く今のスーパーティーンズの物怖じしない強さは、ネットを通して、簡単に世界の一流レベルにアクセスできる日常があるからこそだと思うの。

 藤井四段の将棋は「意表をつく」「悪手がない」と評され、AIの影響が指摘されている。ソフト相手に将棋研究をしていくなかで、これまでの常識にはなかった指し方が生まれつつあるの。AIは人間を脅かす存在になるのでは、とも言われるけれど、AIによって人間の能力もまた進化する可能性さえ感じさせられるワ。それにネット対局では、世界中の強い相手と戦える。

 ボウリングの畑選手は、日本では両手投げを教えてくれる人がいないので、YouTubeで両手投げの権威と言われる海外選手のフォームを何遍も見直してマスターしたとか。片手投げが主流とされていたこれまでの日本のボウリング界では革新的なこと。他の競技でも、十代選手のインタビューの受け答えをみていると、狭い範囲での常識を軽々と飛び越えていくような伸びやかさ・自由さを感じるワ。

 若者たちの活躍は喜ばしいけど、この日進月歩の環境変化、年配者には受難の時代かも。ボクもいい加減、ガラケーからスマホに換えねばね。

(尾木 直樹)

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