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アルゼンチンの民家から多数のナチス関連物品、博物館に寄贈へ

[ブエノスアイレス 20日 ロイター] - アルゼンチン警察は、美術収集家宅の書斎裏で見つかった隠し場所から、ナチスドイツ関連の物品約75点を押収した。ナチスの独裁者ヒトラーの胸像や、人種特定に使用されていた道具などがあったという。

ブルリッチ治安相は19日の記者会見で、物品は市内のホロコースト関連博物館に寄贈されると説明。「これほど多数のナチス関連物品がアルゼンチンに存在したことは非常に感慨深い。これらが売却されたり収集家の間で譲渡されるなどすることがもはやないと言えるのは、喜ばしい」と語った。

アルゼンチン警察と国際刑事警察機構(インターポール)によると、隠し場所は本棚の後ろから続く秘密の廊下のはずれにあり、押収品には、ヒトラーの胸像やカギ十字が刻まれたナイフ、頭の形といった身体的特徴を計測する器具、さらに政治宣伝に使われた品々が含まれる。

第二次大戦終結時のナチスドイツ崩壊後、多数のナチス幹部が中南米に逃亡した。今回の物品発見に関して、当局は書斎を所有していた収集家の身元を明らかにしなかったが、歴史家と協力し、物品がいつ、どのようにしてアルゼンチンに入ったかを検証していると述べた。

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