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「コネ入社」って普通なの? 羨望される一方で、「コネなんて使うんじゃなかった」とコンプレックスになる人も

「コネ入社」とは親族などの縁をたよりに就職することで、別に悪いことではない。だが、コネのない人間からすれば、「ラクして入ってずるい」とひがんでしまうのもまた事実。6月12日のガールズちゃんねるには、「コネ入社って普通なんですか?」というトピックが立っていた。

トピ主は社内で頻繁に「あの人は○○会社(取引先)の息子さんだよ」とか「あの子はお父さんが元社員(お偉いさん)だよ」などと聞き、コネ入社の多さに驚いたという。

「地道に採用試験を受けてきた自分は何だったんだろう?と思ってしまいました」

と、虚しい思いを訴えている。(文:okei)

取引先の息子というだけで会社の利益に貢献している

コネってずるくない?
コネってずるくない?

これに対し、早速「うちの会社もよくあります」「コネも財産よ」など、400以上コメントが書き込まれた。「羨ましいよね~なんか志望動機とか考えるのバカらしくなる」という声とともに、

「私が派遣で働いてる会社に他社の社長令嬢がコネで入社してきた。裕福な家庭に生まれてそのうえ簡単に正社員になれるなんて羨ましい」

など、悲痛なコメントもあった。

とはいえ、「コネなんて、昔々の大昔から世の中に存在するんだよ」という冷静な指摘も多い。「今さら疑問を持つほうがわからない」と書く人も。

「コネ入社の人は、会社に、『大事な取引先に貸しを作れる』という形で貢献できる。それができない人(=コネがない人)は、実力等の何か別の形で貢献できなきゃいけない。ただそれだけのこと」

会社に利益をもたらす方法は人それぞれ。強いコネを持つ人はそれだけ会社にとって有益というわけだ。

また、「雇う側にもある程度身元がわかってるって安心感はあるよね」という意見も一理ある。コネである以上、誰かの関係者ではあるわけで、「知らない仲じゃない」ことはかなり有利に働くのだ。

このように、就活において「コネがあるかないか」は、運命を大きく左右する。たとえそれほど行きたい会社でなかったとしても、内定がもらえれば一息つけるというものだ。

「入社が楽な分、後が大変」優秀でないとつらい立場に陥ることも

だが、コネ入社も良いことばかりではない。紹介された以上こちらからは断れないし、辞めづらいというしがらみも発生する。そのため「辞めたくても辞められない!コネなんて使わなきゃ良かったと、凄く後悔してます」という声もある。「入社が楽な分、後が大変」という人は、こう語る。

「贔屓されてるのは本当の事だから、現状に胡座をかかないようにしないといけないし、やっかまれたくないなら人の倍は働かないといけない。(中略)意外とコネ入社は面倒」

また、「使えないコネは人一倍陰口言われるけどね」という声もあったように、バリバリ仕事ができるとはいえない場合、陰口を叩かれるプレッシャーと闘わなくてはならない。

面接を何十社も落ち、やむなく父の口利きに頼ったという人は、こんな心情を明かしていた。

「(中略)私は親の力に頼らないと自活の手段も得られないんだという酷い無力感と虚無感に襲われる時があります」

もちろん、コネでも優秀な人はたくさんいるし、入ってからちゃんと仕事をしていれば文句を言う筋合いはない。しかし、コネは本人が相当優秀でないと、能力がないのに関係性だけで入社したというイメージがつきまとう。就職に有利なことは確かだが、トピ主はコネ入社の多い会社に自力で入社したことを、誇りに思うべきだろう。

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