記事

いまだに共謀罪がテロ対策だと騙されてる

朝日新聞に津田大介が「共謀罪」について書いている。
津田は〈「共謀罪」をめぐる議論の本質は、「安全」と「人権」の関係にある。〉と言う。
〈テロ防止のためには自由が制約される。自由を優先すれば安全を確保しにくくなる。〉と言う。

これは三浦瑠麗の主張に影響されてるのだろう。
一件、こういう「論点整理」がありそうに見えるが、秀才にありがちな、安易な分析である。

この「論点整理」は、「共謀罪」を受け入れれば、自由が縮減されるが、テロが防げるという誤解を招くではないか!

「共謀罪では、テロは防げない」というのが真実であり、「自由と民主主義が委縮する」というのが真実である。
これを高山佳奈子が見抜いているし、木村草太は分かっている。

つまり、三浦瑠麗にも、津田大介にも、まだ「論点整理」ができていない。

欧米では共謀罪があるのに、テロが頻発するが、日本では共謀罪がないにも関わらず、テロが起こっていない。
これはなぜか?

左翼過激派のテロと、オウム真理教のテロで、日本における組織的集団のテロリズムは終わった。
その後、現れるのは、秋葉原通り魔事件のような個人による無差別テロである。
ローンウルフ型のテロは、共謀罪では防げない。

もちろん欧米を見れば分かるように、「共謀罪」があっても、テロは防げないし、対テロ対策はもはや手詰まりになっている。

日本では2002年以降、犯罪発生率が半減している。
抜群に治安はいいのだ。
それは日本人の公共意識が歴史的に広く、秩序感覚が強いからであり、格差拡大で活力が奪われているからでもある。
さらに、現在の刑法がすでにテロ防止になっているからだ。
外国と日本は違うのだ!外国のマネをする必要がない!

外国のテロに怯えて、わざわざ日本国内の自由を手放す必要がどこにある?
テロルは恐怖という意味であって、恐怖で敵を動揺させ、自由や民主主義という価値を崩壊させ、混沌に巻き込むことが目的である。
日本は一度もイスラム過激派のテロを経験していないにも拘わらず、すでに、彼らのテロリズムに負けているではないか!
まったく馬鹿な国民だ!

あわせて読みたい

「共謀罪」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    日大アメフト 元凶はカルト指導

    大西宏

  2. 2

    橋下氏「日大会見の司会が最悪」

    橋下徹

  3. 3

    日大は雪印逆ギレ会見の二の舞か

    おときた駿(東京都議会議員/北区選出)

  4. 4

    日大監督の「自供」を文春が公開

    文春オンライン

  5. 5

    自民重鎮「愛媛知事は出たがり」

    深谷隆司

  6. 6

    巨乳使い元首相に取材 記者告白

    PRESIDENT Online

  7. 7

    よしのり氏 安倍政権は戦後最低

    小林よしのり

  8. 8

    眞子さまカメラ拒絶に心配の声

    NEWSポストセブン

  9. 9

    上場企業の平均年収ランク 1位は

    キャリコネニュース

  10. 10

    日大選手会見で蘇った補欠の苦悩

    MAG2 NEWS

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。