記事

中学生の7割が「将来ロボットに仕事を奪われる不安」を感じている 一方最も楽観視しているのは「浪人生」という結果に

受験生応援サイト「受験のミカタ」を運営するパンタグラフは6月15日、「大学入試共通テスト(仮称)」についてのアンケート調査の結果を発表した。

大学入試共通テストとは、センター試験の代わりに2020年度から実施される予定の試験のこと。センター試験はすべてマークシート形式で行われるが、新テストでは記述問題が追加され、より思考力・判断力・表現力が評価される内容になるといわれている。

調査は5月26日~6月8日、「受験のミカタ」閲覧者249人を対象にインターネットで行った。

「逆にロボットがした方がいい仕事もあるはず」

ロボットに仕事を取られてしまう…
ロボットに仕事を取られてしまう…

記述問題の追加が可能となった背景には、AIの能力が日々進化している点にある。高大接続システム改革会議の最終報告によると、新テストの記述式問題の採点はAIの活用を考えており、現在開発を進めているという。これに限らず近い未来、多くの仕事がロボットによって行われるようになるだろう。

そこでロボットの発達による将来の就職について尋ねると「不安がある」と回答した人は全体の42.2%だった。「この質問を見て少し不安になった」人を含むと55.8%にのぼる。

不安を感じている人(「少し不安になった」含む)の割合が最も多かった学年は「中学生」(68.1%)だ。この世代は新テストが実施される2020年以降に受験を控えている。

次いで「高1生」(64.7%)、「高3生」(58.3%)、「高2生」(51.9%)と続き、最も低かったのは「浪人生」で42.9%だった。中には、

「ロボットにどんな仕事をやらせるか次第。人がやれるもの、やりたい思う人がいる仕事をやらせるなら不満はあるだろうし、逆にロボットがやってくれることで全ての人間にとってプラスになる仕事もあるはず」

という声もあり、AIとの共生する将来については現実的に見据えていると考えられる。

中学生の6割「思考力・判断力・表現力も評価されるような試験を実施すべき」

現在のマーク式のセンター試験に「満足している」と回答した人は73.5%。特に来年に受験を控える高校3年生は83.8%が回答しており、最も高い結果となっている。

また現在のセンター試験に「不満がある」と答えた人に限ると、新テストに賛成している割合が76.6%と一番高い。しかし満足していると回答した人の67.8%も肯定的に考えている。

中でもはじめて新テストを受験することになる現在の中学生においては「暗記した知識だけでなく、思考力・判断力・表現力も評価されるような試験を実施すべきだと考えている」と回答した人は63.8%にのぼった。

あわせて読みたい

「ロボット」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    若い世代ほど麻生氏支持のワケ

    永江一石

  2. 2

    よしのり氏「麻生大臣見直した」

    小林よしのり

  3. 3

    小西氏罵倒 自衛官の屈辱に理解

    中田宏

  4. 4

    リボは借金 命より重いお金守れ

    BLOGOS編集部

  5. 5

    林大臣が通う「個室ヨガ」の実態

    NEWSポストセブン

  6. 6

    防衛省が国民の敵発言を隠ぺいか

    小西洋之

  7. 7

    橋下氏「米山氏は初動間違えた」

    PRESIDENT Online

  8. 8

    「国民民主」党名に見える排除感

    常見陽平

  9. 9

    NZでブラック経営の日本人に非難

    キャリコネニュース

  10. 10

    よしのり氏 MeTooになっていない

    小林よしのり

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。