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不動産投資家、年収400万円以下の会社員が30.9% 一方で4割が失敗を経験、悩みは空室の長期化など

 4人に1人が副業感覚で不動産投資を始めている一方で、4割の人が空室や修繕費の出費など、何らかの失敗をしたと感じていた。

 株式会社 GA technologiesは、不動産投資の経験がある20代から50代の男女456名を対象に、不動産投資動向に関する意識調査を実施し、その結果を5月25日に発表した。調査期間は4月12日から21日にかけて。

 不動産投資経験者の年収を調べると、「年収400万円未満」が30.9%で最も多かった。以下は「400万円以上500万円未満」が17.5%、「500万円以上600万円未満」が16.9%、「600万円以上800万円未満」が13.4%、「800万円以上1,000万円未満」が10.7%、「1,000万円以上2,000万円未満」が7.9%、「2,000万円以上」が2.6%だった。職業を聞くと最も多かったのは「会社員」の53.6%で、「専業主婦(主夫)」の14.7% が続いた。

 また、不動産投資を始めた理由を聞いたところ、最も多かったのは「副業として」の27.6%で、「老後の不安のため」(21.7%)、「貯蓄の代わり」(19.7%)、「投資を始めてみたかったから」(12.3%)が続いた。20代に限定すると41.7%が「副業」と回答しており、「就職先に不安を感じ保険としてお金を稼ぐ手段がほしかったから(女性)」「将来的に独立起業を検討しており、その資金を貯えるために不動産投資を考えた(男性)」などの回答があった。

 一方、健美家株式会社は同社が運営する不動産情報サイトの会員を対象に「不動産投資に関する意識調査(第7回)」を実施し、その結果を5月9日に発表した。調査期間は4月5日から19日で、収益物件の保有歴のある456名の回答を集計した。

 これまで不動産投資で失敗したことがあるのかを聞いたところ、40.7%が「失敗したことがある」と回答した。具体的な理由を複数回答で聞くと、「空室が埋まらなかった」(36.6%)、「修繕費や維持費に出費がかかりすぎた」(31.1%)、「相場より高く買ってしまった」(29.9%)、「リフォームに費用がかかりすぎた」(21.3%)などの回答が多かった。

 不動産投資で「失敗したことがない」と回答した人にその理由を同様に聞くと、「本をたくさん読んで、知識を身につけた」(52.3%)、「不動産会社に細かく質問をした」(36.0%)、「セミナーにたくさん参加して、知識を身につけた」(28.9%)などが多かった。その他では「まだ始めたばかりで、成功か失敗か判断がつかない」「始めたばかりで出口までいっていないからわからない」という回答も複数あった。

 低金利で不動産投資を始めやすい環境にあることから、副業感覚で不動産投資を始める人は多いようだ。しかし、4割の投資家が不動産投資で失敗を経験したと感じており、成功のためには十分な備えをしておく必要がありそうだ。

サイトウ イサム[著]、加藤 秀行[著]

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